ウィルス感染対策に有効な鼻うがい

ウィルス感染対策に有効な鼻うがい
動画を公開しました。

鼻うがいの実際について

  • 洗浄液を入れる容器 先が細くなっているドレッシング容器など
  • 鼻うがい専用の容器を使うと空気が入らないので使いやすいです。
  • ぬるま湯 1L 塩9g 重曹0.5g
  • 水は浄水器を通した水で塩素や重金属を除去しましょう。
  • ぬるま湯に塩と重曹を加えてよく混ぜて溶かす
  • 慣れてきたら常温の水でも大丈夫です。
  • 1Lで約4回分、作ったら常温で保存し、使う前に軽く温める。2日くらいで使い切る。
  • 250mlの鼻うがい専用の容器にそのまま溶かせる塩と重曹リフィルも販売されています。

サイナスリンス

ボトル 1000円(税込み)

リフィル(塩と重曹) 120個 3600円(税込み)

ウィルス感染対策に有効な鼻うがい 雑誌「壮快」 2021年5月号より

みらいクリニック 今井一彰先生
堀田修クリニック 堀田修先生

  • ウィルスから上咽頭や扁桃を守ることが大切。
  • 鼻うがいがよい。

 

鼻うがいをすると風邪が早くよくなる。
風邪の予防もできる。

  • 抗インフルエンザ薬タミフルで、発熱の期間を短縮するのは1日程度。鼻うがいだと2日短縮できる。
  • 塩水5~10mlを鼻に垂らすだけでも効果ありと報告
  • 一日2回がおすすめ
  • 継続が大切なので、お風呂でとりあえず少なくとも一日一回は行う。
  • 注:急性中耳炎、滲出性中耳炎、声帯麻痺、誤嚥を起こしやすい人、膿性鼻汁の多い人は避けて。

鼻うがい 用意するもの

  • 洗浄液を入れる容器 先が細くなっているドレッシング容器など
  • 薬局で鼻洗浄用の容器を購入してもよい
  • ぬるま湯 1L 塩9g 重曹0.5g
  • ぬるま湯に塩と重曹を加えてよく混ぜて溶かす
  • 1Lで約4回分、作ったら常温で保存し、使う前に軽く温める。2日くらいで使い切る。

鼻うがいのやり方

  • 洗面台に顔を突き出し、あごを引いて、洗浄液を入れた容器を片方の鼻の穴に充てる。
  • あーと声を出しながらボトルを押して水をだし、鼻腔内を洗う。この時、口からではなく、もう片方の鼻から出すことを意識する。
  • 反対側の鼻の穴でも、同じように行う。
  • 注:鼻から出すのが難しい場合は、口から出してもOK
  • 起床時や外出からの帰宅時に行うのもお勧め。

「あいうべ体操」と「かっい〜う〜べ〜体操」の動画とコラムのURLも載せておきますので、併せてご覧頂ければ幸いです。

あいうべ体操

↓院長コラム

雑誌壮快付録「あいうべ体操」と「かっ!い〜う〜べ〜体操」お風呂ポスターの紹介

かっい〜う〜べ〜体操

↓院長コラム

『かっ!い〜う〜べ〜体操』の紹介と、慢性上咽頭炎とEAT(Bスポット療法)やその他治療法の紹介

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この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。