改良生菜食療法

西式健康法の西会会報にて今年6月号で、改良生菜食療法が紹介されていました。

生菜食療法は、腸内細菌を育てて、難病を治す食事療法の一種です。

甲田光雄先生が本を書いています。

生菜食健康法 〈新装版〉

なまさいしょくけんこうほう

生菜食健康法甲田光雄

生菜食は断食に準じて万病に効果があります。とくにがんや肝硬変には、生菜食と裸療法は必須です。

腎臓病等、注意が必要な病気もあります。

また、生玄米粉を食べると肌がものすごくきれいになります。どんな化粧品ともちがって内側からきれいになります。玄米粉でなくても、生ぬかでもきれいになるかもしれません。

引用:西会ホームページより

玄米を発芽させて、生玄米粉を食べてみましたが、結構美味しいです。

食べ始めてまだ間もないですが、肌がキレイになっているか外来であったら是非教えて下さいね。来年年明けにはより美しくなっているかもしれません。

ただし、生菜食療法を原則通りしっかりやっていくのはたいへんなので、腸内環境を良くする目的で、西会本部長の西万二郎先生が、改良生菜食療法を紹介されていました。

原材料:泥状生野菜汁300~400g

プレーンヨーグルト 200g てんさい糖蜜 10~20g程度(好みで)

作り方

  1. ミキサーなどで生野菜をすりつぶす。
  2. 広口ボールなどの容器にいれて屋外に30分から1時間程度ふたをせずに放置する(細菌が入るようにするが虫が入らないように目の粗めのネットはかぶせてもOK)
  3. 屋内に移しさらに常温で数時間から半日程度増殖、熟成させる。
  4. のむ前にプレーンヨーグルト、甘味料あるいはお好みで少量の酢やビタミンCを加えても良い。

これを一日のうち1食はこの生野菜汁のみとして置き換える。

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。