ふらの布で頭と髪を洗う
なるべく化学物質を身体に入れないために、ふらの布をシャンプーのかわりにして頭と髪を洗う方法をご紹介したいと思います。
市販のシャンプーはとてもたくさんの化学物質が含まれています。口から入る化学物質はとても身体に悪影響があり心配ですが、それ以上に皮膚から吸収される化学物質の悪影響もとても問題です。=経皮毒とう造語があります。
市販のシャンプーの成分をみるとわかりますが、たくさんの化学物質が含まれています。
市販のシャンプーでは髪はキレイになるどころか、ぼろぼろになったのをむりやり化学物質でコーティングしてサラサラにしているだけです。
シャンプーをやめてふらの布で洗い始めるとふけが多くなったり、髪がゴワゴワしているように感じるかもしれませんが、続けているうちにキレイになっていきます。
是非お試し下さい。
ふらの布をシャンプーのかわりにして頭と髪を洗う方法
洗髪:
お湯で洗う前に油(お好みで、ゴマ油、ホホバオイル、椿油など)で髪と頭皮をマッサージしましょう。
①多くの汚れはお湯で落ちます。40度以上のお湯で洗うと髪を傷めるので、なるべくぬるま湯で洗いましょう。
②濡らした布良を頭に乗せて、その上から、気持ちいいと感じるツボをぎゅーっと押す。このとき、決してゴシゴシこすらないようにする。
③(シャワーを浴びながら)布良を乗せてマッサージしたら、流す。
(※ふらの布での洗髪は、自分から出てくる油分で最初はべっとりする感じですが、そのひと山を超えられたら落ち着きます。しばらく使っていると、デトックス効果で粘土質のものが出てきますが、これもしばらくするとおさまります。この二山が越えられたら、髪質が目に見えて変わります。脱シャンプーを是非頑張って下さい。)
布良の布で洗顔
顔の洗い方:
①ぬるま湯で顔を洗う。熱いお湯で洗うと肌を傷めます。
②四つ折りにした布良にたっぷりのお湯を含ませて、決してこすらないで顔に押し当てて汚れを落としていきます。
③小鼻の横や目の回り、髪の毛の生え際など、洗いにくいところは(こすらないで)タオルで撫でる感じ。基本的には押し当てましょう。
④最後にまたすすいだ布良で全体を包み込むように押しあてる。
(※ゴシゴシ洗いたくなりますが、じわぁ~っと当てるだけにしないと肌を傷めます。)
お化粧は、ふらの布で落ちないような化学製品を使わずに、お水で簡単に落ちる化粧品を使うようにしましょう。(オイル洗顔もおすすめです。https://www.yuiclinic.com/information/3602/ )
ふらの布は、石鹸と一緒に使うと効果が無くなりますので、お湯か水だけでお使い下さい。
洗顔後のタオルも、お湯で振り洗いして、天日に干すだけでOKです。
使用しているうちにタオルが臭く感じられるときが来るかもしれませんが、それはデトックス(自分の毒素が出たということ)ですから、煮沸して天日干ししてください。使用直後からそうなる方もいれば、ならない方も…千差万別です。)
1ヶ月ほど使用して、タオルのふんわり感が無くなったら、お肌への使用は止めて、雑巾などに使った後、ゴミではなく土に還してあげてください。洗剤をつかったふらの布の洗い方は下記です。
ふらの布の洗い方
石けんをつかって洗うとふらの布の力を落としてしまうので、石けんを使わずに洗いましょう!ふらそーと(竹炭ミネラル洗濯液)をつかった洗濯方法がおすすめです。
ふらそらーと(竹炭ミネラル洗濯液=1プッシュ3ml)
手押し洗い
水量 本液
5L → 3ml
10L → 6ml
20L → 15ml
水またはぬるま湯を入れ20分間つけ置きにしてから手押しで優しく洗濯して下さい。※界面活性剤が入っていない為泡立ちません。すすぎは1回でも十分です。
以下は2018年8月にゆいクリニック院長ブログにアップした記事です。ここで再掲します。
通常使われているシャンプーには多くの化学物質が使われています。
以下は、一例として有名なつややかな髪を作るというシャンプーの成分です。
【成分】
水、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウロアンホ酢酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウリル硫酸アンモニウム、ジステアリン酸グリコール、コカミドMEA、香料、セタノール、ジメチコン、ポリクオタニウム-10、クエン酸Na、クエン酸、水添ポリデセン、安息香酸Na、EDTA-2Na、エチレンジアミンジコハク酸3Na、パンテノール、パンテニルエチル、ラウレス-4、ラウレス-23、リシンHCl、塩酸L-メチルチロシン、ヒスチジン、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、キシレンスルホン酸アンモニウム、塩化Na
食べ物でも洗剤でも商品には成分表示がされていますが、意外と意識しないとみていないものです。
シャンプーをしてつるつる感が髪に出てきたとして、それは髪質が良くなったわけではなく、単に髪をシリコンなどでコーティングしているだけです。
皮膚から吸収される化学物質は体に大きな影響を及ぼすといわれています。
なるべく化学物質を使わない生活として、布良の布をご紹介します。
ゆいクリニックでは、赤ちゃんの沐浴は石けんを使わず、布良の布を使っています。
大人のシャンプーもふらの布がお勧めです。
最初はすごくふけが多くなってしまったという人もいますが、使い続けているうちに髪本来のよい状態になっていきます。
ふらの布でもシャンプーの仕方(一例)
まずはぬるめのお湯で洗い(熱いお湯だと髪が傷みやすくなるのだそうです。)、手だけで頭皮をマッサージします。
しっかりと髪が濡れたら、布良の布を頭に乗せ、その上からシャワーをかけます。
たっぷりのお湯を含ませた布良で頭をやさしくもみます。ゴシゴシこするのではなく、やさしくマッサージが良いです。
ふらの布で頭を洗うときには、シャンプーや石けんは使わないで下さい。
シャンプーをやめて始めのうちは、頭皮がべたついたり、臭いがでたりします。でもあきらめずに続けるとよい効果が得られます。
薄かった髪が生えてきたという話しもあります。
ふらの布だけで洗った場合、リンスを必ずしも必要としないのですが、
もし使うなら、好きなアロマオイルで作った手作りリンスをつけるととってもすっきりです。
ふらの布で洗っただけならリンスもあまり必要ありません。
どうしてもシャンプーをつかって洗いたいなら、シャンプーではなく、固形石鹸を使って以下の手作りリンスを組み合わせるのがお勧めです。
固形石鹸お勧め=アレッポの石けん
https://aleppo.co.jp/product.html アマゾンや楽天で購入できます。
手作りリンスの作り方
クエン酸やグリセリンは薬局やスーパーで販売されていると思います。
材料】
・クエン酸…大さじ3杯
・グリセリン…大さじ1杯
・水(浄水or精製水)…500ml できれば浄水器を通した水にしてください。塩素を除去するため。
・お好みのアロマオイル…数滴(お好みの量で調節可)
【作り方】
クエン酸が粉末状で、シャンプーボトルにそのまま入れると、口の部分にくっついてしまったりするので、先にボウル・洗面器などで作ってから、プッシュポンプなどに入れ替えるのが便利です。
ボウルにすべての材料を合わせて、泡だて器などでよくかき混ぜ、クエン酸をよく溶かし、プッシュポンプなどのシャンプーボトルに入れ替えるだけです。
【使い方】
クエン酸は酸性で、体質によっては、そのまま使うとシミたりする場合もあります。
洗面器にお湯を3分の1くらい張り、その中にプッシュポンプなら5~10プッシュ入れ、髪を洗面器の中に入れ、よく馴染ませます。
その後、洗面器に残ったリンス液を、髪に振りかけ、よく揉みほぐして、お湯で軽くすすいで終わりです。
アレッポの石けんのホームページより
* 基本の濃縮クエン酸リンス *
材料
クエン酸 ・ ・ ・ 40cc
グリセリン ・ ・ ・ 5cc
水または酒 ・ ・ ・ 200cc ぐらい
( 酒は蒸留酒など、 アルコール度数の高いもの )
* アルコールはお好みで
道具
クエン酸リンスを入れる容器 (ペットボトルなど)
作り方
1. クエン酸、 グリセリン、 水 (または酒) を容器に入れる
2. 容器のふたをしっかり閉め、 クエン酸が溶けるまでよく混ぜる
お好みで好きなアロマオイルを入れると良いです。
他に石けんシャンプー用のリンスも市販されています。パックスナチュロン リンスなど
以上なるべく化学物質を使わないシャンプーの紹介でした。
布良の布 https://www.fulanowakai.com/fula
「布良」の綿花は有機栽培、
そしてていねいな手摘み、手紡ぎ。
人にも、生態系にもやさしくて、あたたかい。
「布良」の綿花は、有機肥料を施し、農薬を使わずに栽培した純粋なオーガニック。
しかも、ひとつひとつ手で摘み、手で紡いで糸にしています。
そのために、撚りは均一ではなく、表面はふんわりした仕上がりです。
「布良」は洗剤がなくても汚れを落とすことができます。
その秘密の一つは、吸水率が100%を優に越え(*)、十二分に水を含むことができる、
という特徴があるからなのです。
「布良」を使えば、洗剤やシャンプーを使うこともなく、水資源の汚染防止につながります。
そして「布良」に触れるたびに、使うごとに、身も心も包んでくれるような優しさが伝わってきます。
「体にも心にも、そして環境にもよい布」
その素晴しさが伝わるようにという想いをこめて「布良」という名前をつけました。
ふらのわ会のふらの布紹介動画コンテンツもどうぞ
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