質問:一人目の母乳育児の時、おっぱいは同じ時間であげるように他院で指導されていたけどあまり気にしなくて良いのですか?(妊婦クラスでの質問)
答え:気にしなくてよいです。赤ちゃんは生まれたての頃は、頻回におっぱいを飲みます。リズムが大体のりずむができるのには1週間以上時には一か月くらいまでかかります。それでも、その時の調子によって飲む量も違えば、お母さんのおっぱいの出方も違います。よく聞くのが、右5分左5分を2往復(10分10分一往復?)などですが、まず何分間授乳したか時計とにらめっこすることで、オキシトシンホルモンの分泌が邪魔されたりします。実験データで暗算をしているとオキシトシンホルモンはより少なかったというデータがあります。おっぱいを上げるときには赤ちゃんの目をみてゆったりとした気分で授乳することがおすすめです。もちろん、いつでもゆったりと赤ちゃんの目をみているほどゆっくりとできなかったりすることも多いかもしれませんが、常に時間を意識した授乳はお勧めしません。自分の体の感覚で、「そろそろ反対側を飲ませようかな」右も左も飲ませた後に「あと少し飲むならこっちを飲ませよう」という感覚がつかめてくると思います。自分の体の感覚を感じて授乳しましょう。