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腸内フローラ
私達、人間の身体にはたくさんの細菌が常在しています。なかでも、腸内には多種多様な細菌がとてもたくさん生息しています。たくさんの細菌が住んでいる様子が「お花畑」に見えることから、腸内細菌は「腸内フローラ([英]flora)」とも呼ばれています。
国内外の研究によって腸に関わる疾患(大腸がん、潰瘍性大腸炎など)の他に肝臓がん、糖尿病、アレルギー、鬱、リウマチ、認知症などの様々な疾患と腸内フローラの関連も分かってきています。
大腸の専門家新谷弘実先生
新谷先生によると、人には人相があるように、腸相があるそうです。どんな食べ物を食べているかで、腸相が変わるそうです。
『免疫力が上がる!「腸」健康法: 若さも健康も「腸内環境」で決まる!』
新谷弘実先生お勧めの習慣7つのキーワード
①よい食事を摂取する
②良い水を補給する
③正しい排泄を心がける
④適度な運動をおこなう
⑤正しい呼吸をする
⑥適度な睡眠と休息をとる
⑦「愛と感謝」「笑いと幸福感」を欠かさない。
「良い食事」をとるための12のポイント
1.酵素が豊富な生の食材(野菜や果物)を毎日摂る。
2.主食を未精製の穀物(玄米、雑穀のごはん)にする。
3.納豆や味噌、漬け物など良質な発酵食品を毎日摂る。
4.野菜や果物は無農薬有機栽培のものをできるだけ選ぶ
5.わかめ、昆布、海苔などの海藻類を毎日摂る。
6.添加物の多い加工食品、インスタント食品などを摂りすぎない
7.白砂糖や油脂類を使った食品を取り過ぎない
8.肉類や牛乳、乳製品など動物性食品の摂取を15%以下に抑える。牛乳は飲まない
9.良く噛んでゆっくりと食べる
10.間食や夜食など不規則な食事はしない
11.アルコールを過剰摂取しない
12.酵素やビタミン、ミネラルのサプリメントを補給する。
「正しい排泄」を心がけるためのポイント
①食物繊維の多い食事がちゃんと摂しましょう。
②動物性食品を食べ過ぎないようにしましょう。
③毎日、規則正しく食事をとりましょう。
④過度のストレスや悩み事を抱え込まないようにしましょう。
⑤便秘だからと下剤や薬剤を使った浣腸には頼らないようにしましょう。
⑥コーヒーエネマをおこないましょう。
うんちの観察
•晴れの日(特別な日)とケの日(基本の食事=粗食)のバランスで基本の食事で特別は時々にしましょう。食生活がよい状態かはうんちでわかります。
•毎日うんちをチェックして食べものの善し悪しや健康状態を判断しましょう。うんちは便とかきますが、すなわち、便は身体からの通信簿であり、「お便り」です。美しいうんちが出ていれば食生活、ライフスタイルはOKで、腸内環境が良く、免疫力高く、病気に強く、自然治癒力高く、肌の調子も絶好調です。
•動物性食品=肉、乳製品、卵魚 が多いほど便は黒く腸内環境は悪くなります。
食事の5~8割を生野菜にすることが勧められていたりします。
乳酸菌
- 乳酸菌は生きたまま腸まで届く物と胃酸や胆汁などにやられて腸の手前で死滅してしまうものの2種類がある。
- 口から摂取する乳酸菌の約99%までが腸にたどり着かないまま死滅する。
- 生きたままたどり着いたとしても腸に棲みつけるわけではない
- ヨーグルトや乳酸菌飲料の乳酸菌は胃酸や胆汁酸に殺されるか生きて届いても棲みつけないので毎日とり続けないといけない。
- 外来菌をいくら取り入れても自分の乳酸菌は増えない。
乳酸菌生成エキス「アルベックス」
- 乳酸菌の分泌物や菌体物質を集めた物=乳酸菌生成エキス
- 16種類の乳酸菌を豆乳を利用して共棲培養
- 乳酸菌を増やす助けをする。
- 人の腸内細菌は千差万別で、自分にあう腸内細菌をみつけるのはなかなか難しい。人によって乳酸菌サプリはあうあわないがある。
- ヨーグルトや乳酸菌飲料には、牛乳成分や砂糖や人工甘味料など体に入れない方がよい成分が含まれる。
- 乳酸菌生成エキスは豆乳を使用しており、植物性
アルベックスの飲み方
①一日一本(10ml)を目安に、 コップ一杯のお水で溶いてお飲みください。
②基本的に朝起きがけの空腹時の飲用を推奨
③さ湯やジュースなどにまぜてもOK(熱耐性あり)
④推奨飲用期間は、1ヶ月~3ヶ月間以上
⑤飲用量は、1本~3本/日症状の重い方は、初め2~3本/1日 その後、状態を見て減らす方が効率的。
アルベックスを飲み始めてからのアドバイス
- 飲み始めに便臭、おなら臭が治まる方が多い。
- 変化を感じるまでの期間と必要量は個人差がある。代替1ヶ月くらいで6~7割が変化を感じる
- 飲み始めの一ヶ月間は便が硬め、ゆるめ、腹部膨満、放屁増加などの反応が出る方がいる。
- 子どもは基本的には体重換算でとる。ただし症状が多ければ1歳児でも一日5ml程度摂る場合もある。
- 体重(ダイエット)への影響は、人によって増えたり、減ったりあり。
アルベックスはこんな人にお勧めです。
1.便通改善 (便秘・下痢・膨満感・おならの悪臭・薬剤(抗生物質・精神薬など)の副作用による便通障害)
2.妊婦や乳児の便通改善
3.消化器系疾患(大腸がん・大腸ポリープ・IBD・IBS・ピロリ菌感染・憩室炎)
4.各種ガン疾患の方のベースサプリメントとして
5.アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎・鼻炎・花粉症・アレルギー性喘息など)
6.美容目的・デトックス・体臭・口臭 対策
7.歯科分野 (重度の歯周病、カリエスリスクの高い方)
8.細菌性膣症
9.生活習慣病(高血圧・糖尿病・腎障害・肝障害)
10.感染予防(インフルエンザ・食中毒・海外旅行時)
11.高齢者・認知症の方の便通・便臭改善
腸をよくするおすすめポイント
- 良い食事、(腸に炎症を起こす砂糖乳製品食品添加物を避ける)
- 乳酸菌や乳酸菌生成エキス(アルベックス)をとる
- よい排便をする。(便秘がひどい場合にはコーヒーエネマお勧め)
- お薬を出来るだけのまない(抗生剤や経口避妊薬(ピル)やステロイド、胃薬などのお薬の使用をできるだけ避ける)
- お酒を飲み過ぎない
- 楽しく食べる
- よく噛んで食べる
- 発酵食品をとる :味噌、醤油、大豆 ちゃんと発酵したアルコールや食品添加物のない本物をとりましょう!
- 夜更かししない
- ストレスを避ける
- コーヒーエネマ:コーヒー液を水で薄めたものを肛門から注入して腸内デトックスする(当院で相談できます。)
- エピオス水で口腔内ケアを行う(当院で相談できます。)
腸内環境改善で得られる効果
- 免疫力の強化:花粉症やアトピーなどのアレルギー症状の軽減に効果が期待出来る。
- 悪玉菌や病原菌から身体を守る:インフルエンザなどの病原菌の感染を防ぐ。
- 疲労回復:善玉菌が産生するビタミンB群は疲労回復に有効とされる。
- 体臭の軽減:腸内の食べかすを腐敗させて有毒なガスを発生させる悪玉菌が減少する。
- 便秘の解消:美肌効果が期待出来る。
- 肥満の抑制:脂肪酸によって、エネルギー代謝が促進される。
- 癌のリスクの低下:がんの要因にもなるアンモニアや硫化水素の生産量が少なくなる。
妊娠中の腸内環境が悪いと、子どもの発達障害や自閉症のリスクが上がるという研究報告もあるそうです。妊婦さんの腸内環境改善はとてもたい大切です。