コーヒーエネマについてご紹介します。
コーヒーエネマについて
コーヒーエネマの器具の紹介
コーヒーエネマご使用についての注意事項と使用の実際
腸内洗浄(コーヒーエネマ)器具の使い方
コーヒーエネマ~腸内洗浄とは
コーヒーエネマは80年ほど前に、マックスゲルソンという医師によってはじめられた「ゲルソン療法」の一つです。ゲルソン博士は長年偏頭痛に悩んでおり、西洋医学で治療しても治らなかった自分の偏頭痛を、新鮮な野菜と果物のジュースとコーヒーエネマでなおして、その後ゲルソン療法が出来ました。
¨ゲルソン療法は独自の食事療法とコーヒーエネマを柱とした治療法で、腸の働きを正常に戻して、肝臓の働きを回復させ、身体の解毒を徹底して行うことに重点を置いています。
腸内環境悪化を改善する
腸が大腸内に長時間(24時間以上)とどまると、腸内環境が悪化し、ウェルシュ菌やクロストリジウム、大腸菌などの悪玉菌が増えます。これらの菌は腸内の未消化物を腐敗させて有害物質を作り出します。有害物質は腸の粘膜を刺激したり破壊したりして、ポリープやがん発生の元になります。また有害物質は血液を通じて体中に送られ、身体のあちこちで不調や病気を起こす原因となります。
¨腸内に老廃物、毒素、異常発酵物をため込んだり、硫化水素やアンモニア、活性酸素などの有害物質を発生させないためには、食べたものを12~24時間以内に出してしまうのが理想です。
コーヒーエネマを行うと大腸内に便がとどまる時間が短くなり、有害菌が増殖すること無く、有害物質が減ります。
老廃物が不調の原因となる。
腸内の有毒物質や老廃物によって血液やリンパ液の流れが悪くなり、様々な不調(慢性的な肩こりや頭痛、生理痛、冷え性、肌トラブル、疲れやすさ)が起こります。コーヒーエネマによって有毒物質や老廃物を含む便が早く排出されると、血液はきれいになりリンパ液の流れもスムーズになります。血液やリンパ液の流れがよくなると十分な栄養と酸素が体のすみずみに行き渡るので、体全体の機能も向上します。コーヒーエネマを始めたら、体の原因不明の不調が改善し、肌がきれいになったという人が多いです。新陳代謝もアップするため、代謝が低下して太り気味だった人はスリムになる傾向があります。また反対に胃腸が弱くてやせ気味の人は、食欲が増して体重が増えたりもします。
コーヒーを飲んでも健康には慣れませんが、コーヒーエネマではデトックスできます。
コーヒーには多くの化学物質が含まれていてカフェインなどの刺激物質も含まれている。カフェインは中枢神経を刺激する物質で、コカインと似ている。心臓の鼓動速度を速め、血管異常、冠動脈の異常、血圧上昇、他多くの病気と関連している。カフェインは膵臓にインスリン分泌を強いるため、血糖コントロールの異常を起こさせる。口から飲むとコーヒーの化学物質が腸に棲む腸内細菌に悪影響を与える。でも、腸にコーヒーを注入すると、腸の中の悪玉菌をやっつけて腸内環境を整えてくれます。
コーヒーエネマの効果
コーヒーエネマを行うと便が大腸を通過する時間が短くなり、腸内環境が少しずつ改善されます。個人差はありますが、だいたい6ヶ月間継続すると腸本来の機能が回復し、自然な排便能力がよみがえります。下剤を使用することによって起こってしまった腸の色素沈着も消失していきます。肝機能の解毒作業を軽減し、新陳代謝がよくなって、肥満の解消が期待出来ます。
肝機能の改善
コーヒーは小腸には届かないので、食べものの消化吸収を邪魔しません。肝臓は約500種類もの酵素を使って、栄養物を吸収し、有毒物質や化学物質、老廃物を解毒し、中和しています。巨大な化学工場もおよばない様々な化学反応が行われて居ます。肝臓で処理される物質は、小腸で吸収された栄養物をはじめ、アルコールや食品添加物など多岐にわたります。また腸内の有毒物質も処理しています。コーヒーエネマは腸をきれいにして有毒物質の発生を抑え、早急に排泄することで肝臓の負担を少なくし、働きを助けることができます。コーヒーによって胆管が拡張され、有毒物質や老廃物が胆汁と共に出やすくなることを助けます。
腸肝循環
腸肝循環とは、体内の生体物質や薬物などが、胆汁とともに胆管を経て小腸内に一旦分泌されたのち、腸管から再度吸収され、門脈を経て肝臓に戻る循環のことです。小腸で再吸収されなかった胆汁は、大腸内へと進んでいき、大腸の悪玉菌によって分解され、その際有毒な二次胆汁酸が発生し、大腸から吸収されます。この二次胆汁酸の腸肝循環は肝臓を疲れさせます。大腸で発生する有毒物質を速やかに排泄することで、肝臓の負担が軽くなります。
コーヒーエネマ注意点
浄水器を通した水を使用しましょう。(水道水の重金属や塩素を除去しましょう。)自分でいれたコーヒーは濃度が正しくなく、かえって腸内環境を悪くすることがあります。途中でやめて一度排便して続けて構いません。一日最高2回までにしましょう。できるだけ同じ時間に行いましょう週末だけや便秘の時だけに行うのでは、デトックス効果は落ちます。どうしても毎日出来無い場合には、週末だけでも良いですが、腸内環境を改善して腸本来の機能を取り戻すには、毎日行った方が効果的です。また食事療法も併用して下さい。
コーヒーエネマは薬ではないので、常習性はありません。長期間おこなっても悪影響はありません。
使用期間は個人差があり、2,3週間で改善される人もいますが、だいたい6ヶ月間継続すると腸本来の機能が回復し、自然な排便能力がよみがえります。ただし、コーヒーエネマだけではなく、食生活の改善も大切で、同時に行って下さい。自然に排便出来るようになり、排便後すっきりした状態が続くようならやめても良いでしょう。コーヒーエネマはデトックス効果があり、健康増進に役立ちますから、便秘が解消されたり、体調が改善された後でもずっと続けても構いません。
腸内環境改善で得られる効果
コーヒーエネマで腸内環境の改善が期待できます。
- 免疫力の強化:花粉症やアトピーなどのアレルギー症状の軽減に効果が期待出来る。
- 悪玉菌や病原菌から身体を守る:インフルエンザなどの病原菌の感染を防ぐ。
- 疲労回復:善玉菌が産生するビタミンB群は疲労回復に有効とされる。
- 体臭の軽減:腸内の食べかすを腐敗させて有毒なガスを発生させる悪玉菌が減少する。
- 便秘の解消:美肌効果が期待出来る。
- 肥満の抑制:脂肪酸によって、エネルギー代謝が促進される。
- 癌のリスクの低下:がんの要因にもなるアンモニアや硫化水素の生産量が少なくなる。
食事療法のお勧め
コーヒーエネマを行うと同時に、食事の改善をしましょう。そうするとより早く腸内環境の改善が望めるかとおもいます。
- 良く噛みましょう、30回~50回??、回数は最初は練習で数えてみても良いです。目安としては、食べものが口の中でこなれて、唾液と混ざり合ったと感じたら飲み込みましょう。よく噛むことで、酵素が節約できます。
- 生のものから食べましょう。食物酵素や水溶性ビタミンを豊富に含んでいる生の野菜や果物から食べ始めましょう。
- 肉は食べ過ぎると腸に毒素がたまるので、植物85:動物15がお勧めです。そのうち肉は特に少なめに控えましょう。肉類は老化を早めます。
- 穀物丸ごと(玄米や雑穀など)をとりましょう
- 乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ)は控えましょう。
- 砂糖、小麦、食品添加物を控えましょう。
- 良質の水をとりましょう
コーヒーエネマのコーヒーや道具ははどこで買えるの?
コーヒーエネマ用のコーヒーやエネマの道具は、ゆいクリニックでお試しセットの購入が可能です。使用方法なども説明しますので、コーヒーエネマご希望の方は、クリニックまでお問い合わせ下さい。