朝食抜きのススメ!

朝食抜きのすすめ

健康のためには朝食抜きがお勧めです。最初にこのことをきいたときには、何を馬鹿な、朝食は一日の活力としてとても大切では無いかと思いました。又、実際に、朝食にとてもたくさん食べていました。それが元気に働くために必要だと信じていたからです。

実際に私が以前食べていた朝食内容は以下の様でした。

食事表

2017年7月21日野菜スムージー(葉野菜、リンゴ、パイナップル)、ワカメのお吸い物、サラダ  レタス 、ゴーヤーチャンプルー、青菜のおひたし、納豆生卵、ゆでもやし、サツマイモのてんぷら、玄米ご飯+  麻の実ナッツ

2017年7月22日野菜ジュース(ゴーヤー、葉野菜、リンゴ、パイナップル、甘酒)、サンマ梅醤油煮、ゆでもやし、レタス、キュウリ、味噌汁、インゲンと人参とコーンの炒め物、ゆで卵、白身魚のムニエル、納豆と生卵

朝ご飯だけでこんなに食べていたとは、我ながら驚いてしまいます。ちなみに二日連続で卵を食べていますが、アレルギーを避けるためにも卵は3日食べたら一日お休みするなど、タンパク質はローテートして、毎日同じ物を食べない方がお勧めです。

このときには、朝から夜までかなりしっかりと玄米ごはん含めて食事をとっていました。

その後西式健康法の学ぶにつれて少食が良いという事を学んで、どんどん少食になっていきました。

上記のように一日に食べた物を水以外すべて書き出すのは、自分の体調と食べた物との関連について把握するためにもとてもお勧めです。

朝食抜きの実践

現在では朝食抜き水だけ、もしくは野菜スムージーをとり、昼は野菜スムージーのみもしくは野菜スムージーと少しだけ納豆や豆腐野菜などを食べ、夕食をしっかりとたべるという食事スタイルになっています。以前に比べるととても減っています。

そうして朝食を抜くようになり、体調が快適になっていると気づきました。

うちのスタッフも朝食抜きを実践してより元気になっている人たちがたくさんいます。

一日の食事のうちいつ食事を抜くのが最も良いのか?

朝食抜き、夕食ぬき、どちらが良いのか、それについてはその人の生活スタイルに合わせて少食を実践することが最も大切なので、少食にできればそれにこしたことは無いです。ただし、夕食は家族団らんだったり、会食の機会だったりで、しっかり実践できないことがあるのと、生体リズムからすると朝は排泄の時間で、食事の栄養吸収に向いていないので、どちらかというと朝食抜きがお勧めです。朝食を抜くと毎日間欠的に断食を12~16時間程度行えて、デトックスもすすみます。

夜食をやめましょう!

もうひとつ注意点があります。朝食を抜く前に夜食をやめないといけません。夜遅く食べることはとても身体に負担になります。翌朝食べられないからと夜遅くまで食べることは健康のためには逆効果です。もし夜食をとる習慣がある人は、夜食をやめて、その後朝食抜きに挑戦すると良いでしょう。

朝食抜きの効果

朝食を抜くことで、空腹時間が長くなり、デトックスができます。また、一日に食べる量が自然と減って、小食が実践できます。朝の時間にゆとりができます。

甲田光雄先生は小食で以下のような効果が得られるとお勧めしています。実際に多くの研究データで、少食で寿命が延びることが動物実験で証明されています。

  • 少食で健康長寿が得られる
  • 少食で頭脳明晰になる
  • 少食で疲れずスタミナが増す
  • 少食で睡眠が短くてすむ
  • 少食でキレイになる
  • 少食で便通がよくなる
  • 少食で愛と慈悲の実行者になる

少食や朝食抜きのお勧め書籍

甲田光雄著書:奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている!、少食が健康の原点―万物への愛と慈悲がエネルギーを生む、長生きしたければ朝食は抜きなさい―体の不調を根本から改善する驚異の「甲田式健康法」とは (KAWADE夢新書)、あなたの少食が世界を救う、

鶴見隆史著:朝だけ断食で、9割の不調が消える!

渡辺 正著:朝食抜き!ときどき断食! (講談社+α新書)

 

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肉食半減で世界を救う~甲田光雄先生

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。