お酢は健康に良いのか?

栄養講座に関連してお酢が健康によいかどうかという質問がありました。

結論から言うと、良いものではあるけれど、わざわざ飲んだり、偏ってとることはお勧めしません。

野菜のビタミンなどの栄養や付着している細菌は熱を加えると壊れてしまうので、なるべく生で食べるのはお勧めです。生で野菜を食べやすくする、ゆいクリニックキッチンが紹介しているピクルスがあります。そのレシピでお酢は活躍しています。お酢を使うと少し日持ちがします。是非、色々な料理にお酢を活用してみて下さい。

季節の野菜の甘酢漬け(ピクルス)レシピ

野菜の例: 大根、赤かぶ、キャベツ、人参、玉ネギ、ゴーヤー、セロリ、冬瓜、モウイ、キュウリ、ビーツ、ピーマン、パプリカ、インゲン、パパイヤなど

野菜 600g 塩 10g 酢液(以下の材料を合わせる)
酢50~100g  ハチミツ又はてんさいオリゴ(オリゴ糖)25~50g

作り方

・好みの野菜をカットして塩に漬ける。(約一時間)
・水分が出てくるので強くしぼる。
・酢液に漬ける(3~4時間で食べられます)※一日漬けるといっそう美味しくなります。※3日~5日はもちます。

お酢を活用したレシピで色んなお野菜を生で食べられるとよいですね。

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。