骨密度検査のススメ~砂糖中毒の体験談

骨密度検査

ゆいクリニックでは骨密度検査の器械を導入しました。導入に先立って、デモ機を借りていたときに、使い方を習うために検査を希望するスタッフ達が検査を受けてみました。すると意外に30代、40代の若いスタッフが、骨粗しょう症治療が必要なレベルで骨密度低下があることがわかりました。

この検査をきっかけに一人のスタッフは砂糖入り清涼飲料水を摂ることをやめて、一時期の辛い離脱症状の後に著しい体調の改善をみたので、体験談を書いてもらいましたのでご紹介します。砂糖は体からカルシウムを奪って骨粗しょう症のリスクをあげると言われていますが、彼女は身をもってそれを証明していたのだと思います。今回検査をうけて気づくことができて良かったと思います

50代以降は健康診断で骨密度検査をはかったことがあるという人が多いかと思いますが、意外と若い人が骨密度低下しているケースもあります。是非一度は骨密度検査を受けてみて下さい。当院の器械は超音波法であり、妊娠中の方もうけられます。

検査価格:1500円

砂糖を摂ると骨がもろくなると言う砂糖の害についてはこちらの記事もご参照下さい。白砂糖の害 https://www.yuiclinic.com/information/5160/

スタッフの体験談:砂糖中毒からの離脱

私は、10年以上前からレモンティーなどの砂糖入り清涼飲料水を飲んで、水やお茶などの砂糖を含まない飲み物はほとんど摂っていませんでした。

1年半ほど前からカフェラテのパック飲料を一日1000ml以上も追加で飲むようになっていました。そして、体の症状として半年ほど前より体調不良が続いていました。具体的には、身体のだるさ、頭痛、寝つきが悪く不眠が続く、疲れが取れない。月経痛あり、イライラや時々めまいあり、片頭痛が続くと吐気がするなどでした。

そんなときに職場で骨密度検査を受ける機会がありました。そして私の結果は、骨密度検査を施行し、数値YAM74%、AGE73%  と骨粗しょう症ではありませんでしたが、骨減少症であることが分かりました。色々と体調不良もあり、血液検査も更におこなって詳しく調べることになりました。

※YAM : 若年成人平均値、AGE:年齢相応の骨密度 正常はYAM80%以上

※骨粗しょう症の診断基準は、脆弱性骨折がある場合では骨密度がYAMの80%未満、脆弱性骨折がない場合では骨密度がYAMの70%以下 YAM70~80%は骨減少症

血液検査の結果では、色々な栄養不足指摘されました。そして、出来るだけ小麦砂糖乳製品を控えることを勧められました。

そして、その翌日よりカフェラテを飲むのをやめてみました。

次の日から3日ほど、痛み止めがきかないほどの片頭痛が続きました。4日目からは頭がすっきりしたような気がしました。

その後、1週間くらいで体の浮腫みが消えて、体重が2㎏減りました。さらに、片頭痛がおこる回数が減っていきました。カフェラテ飲料をやめて迎えた最初の月経から、月経痛がすごく軽くなりました。めまいは無くなってイライラも減りました。さらに、以前よりよく眠れるようになった為、翌朝も以前より頭がすっきりしてきているので身体のダルさも感じなくなってきました。

以上体験談でした。

YouTubeでの体験談の紹介。

YouTube講義:砂糖(糖質)をやめましょう~砂糖の害と摂ってはいけない砂糖

YouTube講義:砂糖をやめましょう、砂糖中毒から抜け出すために。

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この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。