ちつのトリセツ – オイルケア入浴のおすすめ

先日ダイエット講座のときに簡単にお伝えしたオイル入浴に興味を持たれた方がいらしたので、ご紹介します。

『ちつのトリセツ──劣化はとまる』……人生が変わる膣ケア

産婦人科医である島袋やゆいクリニックの助産師や看護師にとっては膣をオイルでマッサージするのは当たり前に妊婦さんに勧めていることです。ですが、妊娠中に限らず全ての人にとって膣ケアは大切。特に更年期以降にも大切ということをこの本から学びました。

本で紹介されていたオイルケア入浴を自分で試してみたところ、最高に気持ちがよかったので、皆さんにもお勧めします。オイルケア入浴は石けんやボディシャンプーの代わりにオイルだけを使用して体をマッサージするというもの。全身オイルケアで体も温まるし肌も潤います。

私は、オイルケア入浴でオイルを塗った後のバスタブの中、「ふらの布」で体を洗いました。ものすごく気持ちが良かったです。もちろん膣もオイルケアしました。是非皆さんにもお勧めです。出来ればパートナーと一緒にオイルマッサージをお互いにしあって一緒にバスタブであったまったら、より気持ち良く楽しく入浴出来るのではないかと思います。

以下本のご紹介。http://www.hanmoto.com/793-2

世界では常識、やっていないのは日本女性だけ!
自分の指にオイルをつけ、その指を膣のなかに入れて、膣にオイルを塗りこむ──。これが、妊婦さんにはすでにおなじみの、「会陰マッサージ」の基本です。
オイルでマッサージすると膣や会陰がやわらかくなり、うるおいも増すので、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても、お産が楽になるのです。インドでは数千年も前から行われていて、最近、近代西洋医学でも効果が実証されたため、いまでは世界中の医療機関(日本では聖路加産科クリニックなど)が、妊婦さんたちに会陰マッサージを奨励しています。ところが、Be born助産院の医院長、たつのゆりこさんは、
「妊婦だけでなく、オトナの女性は全員、会陰マッサージをやったほうがいいんです。膣ケアをやっていないのは日本人女性だけ。世界中の女性が、すでに、あたりまえのこととして膣ケアを行っているのです」と、言うのです。

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。