妊娠中にできるおっぱいケアについて(マッサージや良いおちちが出る食事など)

ゆいクリニックのおっぱいケア~BSケア(赤ちゃんの母乳吸啜メカニズムに基づく乳房ケア)

ゆいクリニックでは、BSケア(赤ちゃんの母乳吸啜メカニズムに基づく乳房ケア)という方法を用いておっぱいケアを行っています。主には産後の入院中、そして退院後もトラブルのある際はその都度、母乳外来にてケアをさせて頂いています。

ご質問の妊娠中にできるおっぱいケアについて、妊娠中は切迫早産等のトラブルがある場合はご自身でケアすることは控えていただいています。問題のない方は、ご自分で出来る方法を助産師外来でお伝えしています。詳しくはBSケアの本にもセルフケアについて書かれていますので、ご参考ください。

よいおちちが出る食事などについて

沖縄ではよくパパイヤを食べるとおっぱいが出るよと言ってパパイヤを勧められた方の話をよく聞きます。パパイヤの実を切った時に白い液が母乳のようなのでそういわれるようになったのかもしれません。その他 お餅またお隣の韓国ではワカメスープ インドネシアではホウレン草‥など

残念ながら実は母乳がよく出る食べ物には科学的根拠はありません。

妊娠中から消化吸収のよい栄養のある食事を心がけるようにしましょう

どんなに栄養のある食事をしても体が冷えていたり腸内環境が悪るいと消化吸収の力が発揮できず無駄になってしまいます。

ゆいクリニックでは、院長 島袋史が「妊婦の栄養講座」をDVDにして妊婦さんへ貸し出しております。ぜひ参考にして下さい。マタニティクラスや助産師外来でも個別に冷えない身体作りなどお伝えしています。

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。