食と健康フォーラム「玄米機能成分のパワー」講演会に参加しました。

先日行われた講演会に行ってきました。
講演会の講師は琉球大学第2内科教授益崎裕章先生でした。
講演会では、琉球大学附属病院で、糖尿病、高脂血症、肥満の改善を目的として玄米食が入院食に採用されて、患者さんが選べるようになっていること、また玄米による健康へのよい効果についてお話しがありました。

玄米に含まれる「γオリザノール」が動物性脂肪への依存を減らして、脳内報酬系に働きかけて、食事の満腹感を高める効果が期待できるのだそうです。玄米は腹持ちがよく、ジャンクフード嗜好を改善する効果や便通改善、肌つやの良さなどの効果も期待できるとのことでした。

ゆいクリニックでは玄米食をお勧めしていますが、講演会の質疑応答で色々とアドバイスがありました。玄米を食べられない方、調理が大変そうという方には、七分づき米もお勧めです。講演会の質疑応答でも消化能力の低い小さい子どもには分づき米も良いのではないかと講師の益崎先生もアドバイスされていました。

食と健康財団では様々な取り組みをされているとのことで、自然食レシピサイト「ケアごはん」https://caregohan.jp/ も運営されているとのことでした。

ゆいクリニックのホームページでも献立やレシピを紹介していますので、是非参考にして、みんなで健康になりましょう。 ゆいクリニックのお食事https://www.yuiclinic.com/yui-meal/

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。