いびきとは
いびきは、口や鼻、のどのあたり、特にのどの奥の軟口蓋のあたりの空気が通る際に発生する振動音です。鼻からのどまでの空気の通り道が狭くなると、その狭い部分を空気が通るときに空気抵抗が大きくなって、粘膜が振動して音が発生します。口をあけて寝ると、軟口蓋(のどちんこのあたり)が上にあがって、鼻のうしろ(後鼻腔)を狭めて呼吸の出入りを邪魔してしまいます。そこに痰や唾液が引っかかっていれば、出入りする空気があたるたびに、音を出すのです。鼻の悪い人は、どうしても鼻の通りが悪いから、自然と口から息をするので、いびきをかきやすいということになります。
いびきの対策
この対策として、鼻の通りをよくするために、鼻うがいをして、口を閉じて鼻呼吸をするのが大切です。
鼻うがいについて
鼻うがいの実際
口閉じテープ
鼻うがいをして鼻の通りをよくしておく。仰向けに寝ると唾液や痰が引っかかりやすく、呼吸の邪魔をしてしまいます。いびきをかく人は、なるべく横向きで寝るのがお勧めです。横向きで安定して寝るために、抱き枕を使うこともお勧めです。また、布団をかぶらない、寝る前のお酒とたばくは避けることもお勧めです。お酒とタバコは、どちらも、舌やのどの筋肉を緩めるため、気道を狭くして、結果的に、いびきをかきやすくなってしまいます。
寝るときに部屋が乾燥しないように、湿度を保つことも大切です。
木枕
横向きに寝るのがお勧めですが、気道が狭くならずに仰向けに寝るために、木枕もお勧めです。
奇跡の枕~硬枕、木枕
【奇跡の枕〜硬枕、木枕】木枕について知りたい!Q&A
良い睡眠をとりましょう!
日中、眠気や集中力の欠如、頭痛、気分の落ち込みを感じやすいです。いびきを減らして、昼間のパフォーマンスを上げるためにも、ぐっすり眠れるように良い睡眠をとれるようにしましょう。
良い睡眠をとりましょう!
睡眠検査をしてみよう!
いびきがひどい場合には、睡眠時無呼吸症候群の可能性あり。