尿検査でダイエットチェック!

家森幸男先生は、世界中をまわって、様々な地域の人たちの食生活と健康状態と尿をチェックして、理想の食生活について研究されてきました。

長寿の秘密、青い鳥は日本にいた!

家森先生は24時間の尿をあつめて検査されましたが、それよりもっと簡単な、朝一番の尿検査で多くの情報を得ることが出来ます。

家森幸男先生が提唱する「長寿の秘訣」

3つのS:適塩、魚、大豆

を減らせば寿命が延びるというデータが出ています。塩分を控えれば脳卒中だけで無く、胃がんや認知症、心臓病、腎臓病、骨粗しょう症などを予防できる可能性があります。塩を取り過ぎていても、カリウムをしっかりとることで、ナトリウム(塩)を身体の外に出してくれます。カリウムは、生の野菜や果物に多く含まれます。また、サツマイモのようなイモ類、大豆や小豆などの豆類、魚類、肉類にも多く含まれています。食塩の量を一日6~7g以下に下げると脳卒中の死亡率はほとんどゼロになると推定されています。WHOの目標値は一日5グラムです。

魚介類に多く含まれるタウリンによって、様々な健康増進効果が期待できます。タウリンには血圧を下げる作用があります。交感神経の緊張を鎮めることで血圧を下げてくれます。また交感神経が穏やかにないることで、ストレスも緩和されます。さらにはタウリンにはコレステロールや中性脂肪を下げる効果もあります。

大豆:大豆イソフラボンの健康効果

  1. 心血管の健康促進:コレステロール値を下げ、心血管疾患のリスクを減らす効果があるとされています。これにより、動脈硬化や心臓病の予防に役立つとされています。
  2. 骨の健康維持:骨密度を高め、骨粗しょう症のリスクを軽減する効果があります。特に女性にとっては、更年期以降の骨密度の低下を抑えるために有益とされています。
  3. がん予防:乳がんや前立腺がんのリスクを減少させる可能性があるとする研究があります。植物性エストロゲンの働きが、がん細胞の増殖を抑制するのではないかと考えられています。
  4. 更年期症状の緩和:大豆イソフラボンは、植物性エストロゲンとして作用し、更年期に伴うホルモンバランスの変化による症状(ホットフラッシュ、骨量減少など)を和らげる効果があるとされています。
  5. 肥満予防・ダイエットサポート:大豆は低カロリーで高たんぱく質、食物繊維が豊富なため、満腹感を持続させ、食事の過剰摂取を防ぎやすい食品です。また、大豆たんぱく質は、脂肪燃焼を促進し、体重管理にも効果的です。
  6. 抗酸化作用:大豆に含まれるビタミンEやフェノール類には抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぎ、体内の酸化ストレスを減少させる効果があります。これにより、老化防止や生活習慣病の予防に繋がります。
  7. 筋肉の維持・増強:大豆は良質なたんぱく質を多く含んでおり、特に植物性たんぱく質として、筋肉の維持や増強に適しています。運動後のリカバリーにも役立ちます。
  8. 肌の健康改善:大豆に含まれる成分は、肌の弾力や保湿を保つ効果があり、美肌効果が期待されています。特にイソフラボンがコラーゲンの生成を助け、肌の健康をサポートします。

塩分の摂取を打ち消す工夫

カリウムをしっかりとる。ナトリウムとカリウムは身体の中でバランスをとることが大切なのです。ナトリウムに比べてカリウムが少ないと血圧が高くなりがちです。カリウムをしっかり摂取すると血圧が正常になりやすいです。その点でも塩を取り過ぎないことが大切なのです。塩をたくさんとってもそれを打ち消すくらいカリウムをたくさん摂っていると血圧は上がりすぎず、脳卒中が予防できます。カリウムは、生の野菜や果物に多く含まれます。また、サツマイモのようなイモ類、大豆や小豆などの豆類、魚類、肉類にも多く含まれています。

マグネシウムをとることも塩摂りすぎ対策に重要です。マグネシウムはとても足りない人が多いですが、栄養としてとても大切です。マグネシウムをとるために、ゆいクリニックではにがりをお勧めしています。また、マグネシウムを摂るのに、大豆や魚介類、玄米、わかめやひじき、干しエビ、野菜やキノコにも多く含まれています。

検査で分かること

塩分摂取量推定値、ナトリウム/カリウム比、マグネシウム/クレアチニン比などがわかります。検査と一緒に、簡単な食生活アンケートを実施します。食生活の傾向を判定し、尿検査の結果とあわせて。食生活改善に役立てることができます。

検査方法

検査申し込み方法

検査結果

ミネラルを摂るために、生野菜を食べましょう!

小若順一先生、国光美佳先生共著「食べなきゃ、危険! 【新装版】――食卓はミネラル不足、水煮野菜はミネラルが激減、水に冷凍輸入食品の人参のカリウムは100分の1!、カリウムを摂るために生野菜が大切。

健康のために生野菜と果物を食べましょう!

マグネシウムをとるために、にがりがお勧めです。

マグネシウム不足の方にお勧めの商品

加工品からはミネラルが抜かれています。苦みや渋みがないように、きれいな色のお弁当が売られるようになり、ますます食品のミネラルが少なくなりました。食品が黒ずまないように微量な鉄も取り除かれています。

関連動画:株式会社玄米酵素の創業記念セミナーでの講演

ダイエットチェック

費用:3600円

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。