携帯電話 やWIFI電波など電磁波に要注意!

デジタル毒

本の紹介「デジタル毒」内山葉子著

デジタル毒とは

電磁波にはたくさんの種類があります。その中でも身体に有害な電磁波を、内山葉子先生はデジタル毒として、それらを避けるようにお勧めされています。

携帯電話を使用する際に出来ること

携帯電話での通話は、イヤホンを使うか、耳に密着させないようにする。子どもの頭のそばで使わない。ポケットに入れない。

電磁波を避けるために

住居は高圧送電線や変電所のそばをさける。電気カーペットや電気毛布のような身につける物は電気系統を使わないか、電磁波カットの物を使う。

私たちの身体の中に流れる電気信号

心電図や脳波などで身体の中に流れる微弱な電気をとらえている。心臓も脳も身体の中の電気信号が関係しています。筋肉や神経の伝達にも電気信号が可可あります。その微弱な電気が流れている、身体に、有害な電磁波が飛び交う様な状況に私たちはおかれているのです。

デジタル毒と関連する病気

1. 電磁波過敏症(Electromagnetic Hypersensitivity, EHS)
症状: 頭痛、めまい、疲労感、不安、集中力の低下、睡眠障害、皮膚の刺すような痛みなど。
2. がん(特に脳腫瘍、白血病)
症状: 長期間の携帯電話使用が脳腫瘍のリスクを増加させる可能性があるとの研究がある一方、決定的な証拠は得られていません。
3. 不妊症
症状: 男性の精子の質の低下が、電磁波への曝露と関連する可能性があるという研究があります。
4. 心臓血管系への影響
症状: 一部の研究では、電磁波が心拍数の変動や高血圧に関連する可能性が示されています。
5. アルツハイマー病やパーキンソン病
症状: これらの神経変性疾患のリスクが、長期間の電磁波曝露と関連している可能性があるとの仮説があります。
6. 胎児や幼児への影響
症状: 妊娠中の女性や幼児が電磁波に曝露された場合、発達障害や成長の遅れが生じる可能性があるとの一部の研究があります。
7. 睡眠障害
症状: 一部の研究では、電磁波がメラトニンの分泌を抑制し、睡眠の質に悪影響を与える可能性があるとされています。

私たちの身近にある電子機器

WIFI,スマートフォン、タブレット、ソーラーパネルの変電期、追跡システム、赤ちゃん見守りモニター、エレベーター、ハイブリット車、コードレス電話、家電全般、

携帯電話や電子機器の影響

携帯電話を数分持つだけでも脳の血流が下がるという実験があります。長時間パソコンをみていると目の焦点が合いづらくなったりします。送電線や携帯基地局の近くに住んでいる人は、24時間発生しているデジタル毒をより多く受け続けるために、さまざまな病気のリスクが上がります。特に睡眠への悪影響は大きいです。

デジタル毒を最小限にする

①WIFIルーターは夜はスイッチを切る。ワイヤレスインターネットではなく、出来るだけ有線の光ファイバーやLANを使う。

②携帯電話を使うときには、会話はハンズフリー(スピーカー機能を使用)で会話して頭につけて会話しない。ブルートゥースイヤホンは避ける。寝るときや普段も使わないときには飛行機モードにして、寝室にはもって入らない。ポケットや身体に密着させて持ち歩かない。最新式を避ける。カバーなどで電磁波対策グッズを使用してみる。

③出来るだけ有線の物を使う。キーボード、マウス、プリンターなども有線がよい。

④ベビーモニターやベッドモニターは使わない。使っていないコンセントは抜いておく。こまめに電源を切る。夜間使用しないブレーカーは切る。寝具で電磁波を発生させる物(スプリング式のベッドや金属を使用しているベッド)は使わない。

⑤LEDやスピードモーター、蛍光灯、スマートメーターなどの使用を避ける。電磁測定器で屋内の電磁波の数値を測れる器具もあります。

⑥自宅に植物をおいて、4Gや5Gの電波をうけないようにアンテナに近寄らないようにする。身体に金属を身につけない。

⑦コンセントから離れた位置で寝る。

⑧夜10時以降はテレビ、パソコン携帯電話を見るのをやめる。

⑨電気カーペットは使わない(電磁波が直接身体に影響する)。

⑩車の中では、車は金属なので電磁波を増幅させてしまいます。車の中での携帯電話の使用やブルートゥースの使用は出来るだけ避けましょう。

⑪オール電化を避ける。コンロはIHクッキングヒーターでない方が安全です。

質問:IHコンロはあまり良くないですか? ガスの方がいいですか?

特に胎児や赤ちゃんへの電磁波の影響を避けるように気をつけましょう。

お腹のなかの赤ちゃんや、生まれたての赤ちゃんや子ども達は脳が発達している状態です。また短期間でものすごく発達していきます。そのような赤ちゃん達を守るために、妊婦さんや小さい子どもを連れたお母さん達は電子機器の使用に特に注意して上げましょう。妊婦さんはお腹の近くに携帯電話を持たない。使わないときには飛行機モードにしましょう。これはお産後のお母さんにも言えることです。赤ちゃんを抱きながら携帯電話を使用すると、赤ちゃんの頭に携帯電話の電波が大きく影響することになっていまいます。

赤ちゃんは毒物吸収体?!

ゆいクリニック院長日記より:2018年05月09日に赤ちゃんは毒物吸収体?! 「子どもの声、草木の声が聞こえますか」 王瑞雲先生の著書を下記のブログで紹介しました。

https://yuicl.ti-da.net/e10437534.html

その内容は、その後ホームページを変更した際に、下記の院長コラムに転載しました。

著者の王瑞雲先生からコメントをいただきました!赤ちゃんは毒物吸収体?! 「子どもの声、草木の声が聞こえますか」

「子どもの声、草木の声が聞こえますか」 王瑞雲先生が著書を書かれた時代との違い

王瑞雲先生がこの本をかかれた30年前の時代には、まだ携帯電話は普及していませんでした。今よりも電磁波の影響を心配する必要はなく、赤ちゃんへの影響もテレビや、蛍光灯の明かりを気をつけるというようなものでした。今はその時代に比べて、比べものにならないくらい、私たちは有害な物にさらさせていて、大変な状況になってきています。たくさんの有害物質の中でも単純な努力で避けられないのが電磁波です。ですからせめて、少しでも知識をつけて、赤ちゃんや子ども達を守って上げましょう。本の中で、赤ちゃんのことを、「毒物吸収体」=お母さんのおなかの中の胎児と王先生は表現されています。

弱い物に社会もふくめてすべて不利になるようになっている、自然界でも胎児が辛い立場に立っている、と表現されています。

おなかの中の赤ちゃんはお母さんの解毒をになっています。
赤ちゃんにとって母体というのは生死を左右する大切な環境です。
赤ちゃんは自分を育てて生かしてくれる環境を守ろうと必死に毒を吸い上げ、環境を良くしようとします。
お母さんが体に入れる毒も、ストレスも全部引き受けようと頑張ってくれているのです。

空気や水も汚れてきているし、様々な化学物質や食品添加物などの有害物質に私たちはさらされています。この本が書かれたときよりも状況は更に深刻になってきていると思います。そんな中で、赤ちゃんを守るためにも、電磁波についても知識をつけて、赤ちゃんを守って上げることが大切だと思います。

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。