からだで悟る!断食僧が教える「悩まない身心」のつくり方
野口法蔵先生の新刊です。
長年坐禅断食会を主催されている野口法蔵先生が、身体を整えることの大切さをわかりやすく伝えてくれています。
序文より~生まれた瞬間から「からだ」がすべてを決めている。呼吸、消化、排泄、睡眠、体温の調節・・・生きていくためのシステムがいったいになって命をうごかしている。命がある限りからだがすべてなのである。からだが正常に働いてこそ人間の命があり、生活がある。(中略)整えられたからだに悩みは生じないという確信を得たからである。(中略)何かからだを使って行をするというのは小さな達成感を生み出す。その積み重ねは大きな幸福をつくり、これも人間の幸福論と言えるに違いない。それは、からだを持って生まれてきたものの幸福である。
法蔵先生が勧める行
五体投地(ごたいとうち):五体すなわち両手・両膝・額を地面に投げ伏して行う最も丁寧な拝礼。
滝行(たきぎょう):水を浴びて、お経を唱える。身体を清める
坐禅:姿勢を正して座り、呼吸を整える
少食と断食:食べないという事も行となる。
坐禅断食会で覚醒した方がいる。坐禅断食を通じてお坊さんいなった方あり。
行では無いが、お産を通しての覚醒があると思う。気づきがおこる大きな変化のチャンスになると思います。お産に関わる、自分がお産をすることで助産師になった人がたくさんいる。妊娠出産はある種の行ではないかと思う。
行で得られること
あるとき、スイッチがポンと入る。そして突然「わかった!」となる。これも直感力である。頭では無く、身体におぼえさせるという方法である。直感力とは文字通りまっすぐ感じる力の事をいう。ストレートに感じる力を使って、より自然体で楽に生きられるようになる。死ぬ恐怖感が無くなる。死ぬときには何らかの苦しさや辛さが生じるものだが、そういうものに対して耐える力も出てくる。まして感覚が研ぎ澄まされていけば、まわりの小さな生き物に感謝し、日々内なる感動と幸福感で毎日を暮らせるようになるだろう。
野口法蔵先生著書
悟りから祈りへ
断食坐禅のススメ
直感力を養う坐禅断食
これでいいのだ
からだに効く坐禅
オンマニベメフン: 「生きる」意味を求めて
野口法蔵先生の本のサイトhttps://yorozubooks.stores.jp/