フォトバイオモジュレーションとは
フォトバイオモジュレーションとは、特定の波長(およびパルスレート)の光エネルギーを利用して、ミトコンドリア内で光化学的変化を引き起こすことである。ミトコンドリアは、細胞内に存在する細胞内小器官であり、細胞内におけるエネルギー(ATP)生成の役割や、アポトーシス(細胞死)に役割を担っています。
脳光バイオモジュレーションのミトコンドリアへの作用
チトクロームcオキシダーゼを調節することにより、神経細胞のミトコンドリア機能を改善する可能性を秘めています。チトクロームcオキシダーゼが調節されると、一酸化窒素(NO)、ATP、カルシウムイオン、活性酸素種(ROS)、その他多数のシグナル伝達分子が放出されます。これによってミトコンドリア機能が強化され、以下のことが起こります:
- ATPによるエネルギー産生増加
- 血管拡張による脳酸素化の増大
- 転写因子の活性化の増加
脳光バイオモジュレーションの効果
- ・シナプス形成促進
- ・血管新生の増加
- ・血流量の増加
- ・抗炎症作用
- ・抗アポトーシス
- ・ニューロン前駆細胞の増加
- ・SOD(抗酸化物質)の増加
- ・ニューロトロフィンの増加
- ・ニューロン興奮毒性の減少 など
The VIELIGHT NEURO
近赤外線(NIR)光エネルギーを脳に届けるための重要な技術:
- 頭皮との接触を最大化し、毛髪を避ける
- 設計熱を発生させない最大出力密度
- 最大浸透のための最適波長
- 神経振動(脳波)を調整するパルスレート
- パワフルなLED:100mW/cm2の出力密度を生成し、必要に応じて300mW/cm2に達することができます。
- 毛髪をバイパス:ニューロのLEDモジュールは、毛髪の吸収を最小限に抑えるため、毛包を分けるように設計されています。
- 接触面積を最大化:ニューロのLEDレンズは、頭皮の上に置くのに十分な柔軟性があります。
Vielight 特許の鼻腔内テクノロジー
鼻腔は光エネルギーが脳に到達するための入り口となっており、嗅球は長期記憶をつかさどる脳部位(海馬)に直結しています。また、前頭前皮質は認知プロセスに不可欠です。
鼻腔の利点
鼻は、近赤外線(NIR)810nmの光エネルギーが、他の方法では到達できない脳の腹側領域(下側)に到達するための入り口です。
脳の下側にある領域は、感情反応、意思決定、自己コントロールにおいて多くの重要な役割を担っています。
さらに、鼻(嗅覚)領域は、記憶処理(海馬、嗅内皮質)、感情管理領域(扁桃体)に直接つながっており、脳の他の領域(視床)にもアクセスすることができます。
VIELIGHT NEURO DUO
Vielight Neuroは多くのブレインフォトバイオモジュレーションの学術論文により立証されています。
- 頭蓋を貫通し、統計的に有意な結果をもたらすのに十分なパワーを発生。
- 特許取得の鼻腔内テクノロジーにより、腹側脳領域への刺激が可能。
- 40Hzと10Hzのパルスレート。
- 10年以上の研究発表に裏付けされています。
- 発表された研究の全リスト:
- https://www.vielight.com/research/
ブレインフォトバイオモジュレーションの学術論文
アルツハイマー病:PBM治療群と対象群でアルツハイマー病評価尺度と精神神経目録で、PBM群で改善がみられ、脳灌流の増加などがみられた。PBMは忍容性が高く、有害な副作用を伴わなかった。
パーキンソン病:運動能力、認知能力、動的バランス能力、巧緻運動能力の測定値は、有意に改善した。治療による副作用は認められなかった。
頭部打撲経験のある、元アスリート:睡眠の質、単純反応時間、両手握力が改善した。 tPBMは、頭部打撲を繰り返した元アスリートにおいて、精神症状を軽減し、睡眠の質、単純反応時間、握力を改善する可能性が示唆された。
自閉症:自閉症重症度の低下と関連していることが示された。さらに、行動と認知の硬直性が減少し、注意機能と睡眠が改善したことが報告された。
健常人:tPBM治療は、創造性を向上させるという仮説が支持された。特に独創性と流暢さにおいて、言語的および視覚的DTを有意に向上させた。
ニューロモデュレーション(neuromodulation)
ニューロモデュレーション(neuromodulation)とは、電気・磁気・薬物によって神経機能を修飾し、症状を緩和させることをいいます。反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)や深部経頭蓋磁気刺激療法(dTMS)などが知られています。
高出力LEDのエネルギーは脳活動に有益な影響を与え、その効果はEEGシステムを介した脳波によって表す事が出来る。
Vielightの技術は、神経調節効果についての公開研究によって裏付けられた、唯一のフォトバイオモジュレーション(PBM)技術である。
使用方法
- 電源アダプターをコンセントに差し込む
- 右記の様に頭に装着する
- アルファ/ガンマを選択する
- スタートボタンを押す
使用頻度:
- 健康な方:2日に1回(朝ガンマ、夜アルファの1日2回の使用も可能)
- 脳機能回復をご希望の方:1日に1回~2回
※注意事項
・1回、20分を超えた使用はしないでください。
・各使用間は最低360分空けて下さい。
・過度の刺激を避けるため、7日目は必ず使用を休んでください。
・就寝前はガンマ周波数の使用は避けてください。
・使用中/使用後に不快感を感じる方、または体調の優れない方などは、体質や体調に合わない場合も御座いますので、使用を中止して下さい。
・連続で使用する場合は機器クールダウンのため5分間開けてください。
・「Vielight Neuro DUO」は医療機器ではありません。病気の診断・治療・治癒などを目的として使用することはできません。
Vielight Neuro DUO (頭&鼻)とMIP 633-810 (鼻のみ)
こんな方におすすめ:◆ 集中力を高めたい方に◆リラックスしたい方に◆ 記憶力を高めたい方に
Vielight Neuro DUO (頭&鼻)とMIP 633-810 (鼻のみ)の料金
買い取り費用とレンタルがあります。診療料金: 点滴療法, 水素療法, その他
認知機能改善には生活習慣改善も併用がおすすめ。
がんに克つ5つの生活習慣、がんが消えていく生き方 船戸崇史著
1 良眠生活「睡眠中こそが細胞や組織を修復する時間帯」
2 良食生活「がん体質を変えるための食生活にスイッチ」
3 加温生活「リンパ球は体温1%上がると活性力40%増」
4 運動生活「がんが嫌う酸素を体内に効率的に取り込む」
5 微笑生活「実証された笑いの作用でNK細胞の活性化」
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