赤ちゃんがぐっすり眠れるおひな巻き!

ショート動画

https://www.youtube.com/shorts/a6v3A9vrgcE

おひな巻きの紹介

みなさんは赤ちゃんのおひな巻きについてご存じでしょうか。最近よくSNSやYouTubeでも取り上げられるようになって、知られるようになりましたね。

赤ちゃんは子宮の中で包まれて抱かれている。

おなかの中でお母さんの子宮に包まれていた赤ちゃんは、生まれてきた後に一人で寝かされていると、ちょっとした物音でびっくりして手を動かしたときに何も触れずにいると目を覚ましてしまいがちです。そこで赤ちゃんをしっかりくるんであげることで、赤ちゃんはより落ち着いて寝やすくなります。

赤ちゃんを子宮の中にいるように包んであげる、おひな巻き

おひな巻きは、赤ちゃんを大きめの布でしっかりくるんであげるやり方の1つです。おひな巻で赤ちゃんの手や足をしっかりと包んであげることで、子宮の中にいるような包まれる安心感をもたらすのではないかと言われています。泣いていた子が包まれることで泣き止んだり、ぐっすり眠れたりする効果をもたらしたりします。実際の包み方については動画をご覧ください。

おひな巻の注意点

ただ、おひな巻きには注意点もあります。

ひとつは股関節脱臼のリスクです。長時間きつめに巻くのは控えましょう。また両足を伸ばして包んでしまうと股関節脱臼のリスクが高まります。足をM字に開いて曲げて赤ちゃんを包んであげるようにしましょう。

赤ちゃんの抱き方、抱っこひもの紹介について

抱っこひも

お雛巻きはいつまで?

赤ちゃんの首が座り、寝返りもするようになる頃にはおひな巻きは終わりにしましょう。からだを動かしながら赤ちゃんたちは成長・発達していきます。個人差はありますがおおむね2~3カ月頃が終了の目安です。

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。