海苔の選び方~海藻の勧め

酸処理の海苔より、無酸処理の海苔がおすすめ。

海苔の選び方として、いかにおいしい海苔を選ぶかというお話しもありますが、実は海苔は、農薬などに利用されるような薬品で酸処理をされている物が多いのです。結局は酸処理されている海苔だと農薬を摂ってしまうのと同じになります。また、酸は海を汚染することになってしまいます。ですので、できるだけ、酸処理されていない海苔を選びましょう。「無酸処理、海苔」で検索すると無酸処理(無農薬のような部類)の海苔がネット購入できます。

味付け海苔には要注意です。

味付け海苔とは、醤油と砂糖やみりんなどで甘辛く味付けした加工海苔のこと。小さくカットされている物が多い。味がついていない一般的な海苔は「焼き海苔」だったりする。

原材料・成分:

1.乾のり(有明海産)、砂糖、醤油、魚介エキス(こんぶエキス、かつお節エキス、えびエキス)、食塩、発酵調味料/調味料(アミノ酸等)、甘味料(ステビア、カンゾウ、スクラロース)、香辛料抽出物、(一部に小麦・えび・大豆を含む)

2.乾のり(国産),たまり醤油(本醸造),砂糖,醗酵調味料,清酒,食塩,水あめ,昆布,えび,さば削り節/調味料(アミノ酸等),甘味料(ステビア,アセスルファムカリウム),香辛料抽出物(一部に大豆・えび・小麦を含む)

3.乾海苔(日本国産),砂糖,醤油(小麦・大豆),みりん,酵母エキス,食塩,エビエキス(エビ),昆布エキス,カツオエキス,昆布,かつお節,香辛料

海苔のレシピ=海苔、ゆいクリニックで検索

https://www.yuiclinic.com/cooking_recipe/r_tag/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E6%B5%B7%E8%8B%94/

海藻の「有機JAS認証」がスタート!

野菜は有機JASマークでオーガニック野菜が選べます。でも、海藻には有機の基準がありませんでした。でも、2021年から有機JAS認証が始まり、オーガニック海藻が選べるようになりました。認証の対象となるのは、天然と養殖の藻類で、クロレラやスピルリナなども対象。

牛のエサに海藻を使うとげっぷのメタンガスが減った

温室効果ガスへの悪影響があるメタンガスは、牛のげっぷが関係しています。紅藻類のカギケノリを飼料に混ぜるとメタンガス発生が98%削減という結果でました。

肉食半減

肉食半減で世界を救う~甲田光雄先生

「いいね」vol.68 海藻を食べてください!

お勧め食材:海藻

ブラッシングや海藻は健やかな髪の毛に関係していないのでしょうか?(お勧め食材:海藻類)

お勧め海藻類:

もずく(一番おすすめ!)、わかめ、めかぶ、ひじき、昆布など

海藻に含まれる栄養
海藻にはミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。
特にミネラルが豊富であり、その中でも、鉄やカルシウム、ヨード(ヨウ素)などを多く含んでいます。ほかにも、食物繊維が豊富に含まれています。海藻に含まれる栄養で免疫力アップにも効果的です。

ヨード(ヨウ素)について
甲状腺ホルモンの原材料になる栄養です。新陳代謝を促進する効果や、成長ホルモンを活性化させる効果があります。ただし、1日に必要な摂取量は多くないため、摂り過ぎは、甲状腺の機能を低下させてしまう可能性があります。

海藻とりすぎの目安
時に一日10mgとったとしても、1週間当たり 20 mg 程度までにしましょうと勧められています。昆布には、100g(1枚あたり)で約1.7mgのヨードが含まれているため、毎日2枚以上食べると過剰摂取となる可能性があります。そのため、たくさん食べすぎないよう、気をつけましょう。日本人の食事摂取基準(ヨウ素についてはP335-340|厚生労働省より)

海藻は出来るだけ加熱しないで
海藻の栄養成分は、熱に弱い性質を持つものが多いです。そのため、海藻の健康効果を十分にとるために、できるだけ生で食べることがお勧めです。もずくやわかめは生でいろんなレシピをあげています。味噌汁に入れるときにはなるべく汁をわかさないようにして、海藻の栄養をしっかりとって、元気になりましょう

お勧め海藻レシピ
もずく、ゆいクリニックで検索、わかめ、ゆいクリニックで検索

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。