栄養をとるためにおすすめの植物性食品

雑誌veggy vol.88に、飯塚浩先生おすすめのメンタルケアのために摂取した方がよい栄養成分を植物性食材のみで紹介されていましたので、こちらのページでご紹介します。

雑誌veggyとは

日本初のベジタリアン・マガジン。お肉やお魚をつかわなくても、とびきりおいしいレシピ、教えます。
“楽しむヘルスコンシャスライフ”をテーマにする日本初のベジタリアンライフスタイル雑誌「veggy(ベジィ)」が、毎日のささやかなヒントや気づきに繋がる情報をピックアップ。世界中のエコ&エシカル&ホリスティックな情報や、心身を癒す食事やケア、 さらに各界のヘルスコンシャス・キーパーソンも続々登場!ここから、ココロ・カラダ・マインドを丸ごと整えましょう。
ゆいクリニックが雑誌veggyに掲載されたことがあります。

TAMAYAさんのローケーキで誕生日お祝いしました。

ロースイーツ:TAMAYAのおやつのご紹介

https://www.yuiclinic.com/information/11467/

ビタミンB群

エネルギー代謝に幅広く関係している。タンパク質、脂質、炭水化物と共にとても大切な栄養素。

ビタミンB1:まいたけ、チアシード、大豆

ナイアシン(ビタミンB3):まいたけ、落花生、しいたけ

ビタミンB6:とうがらし、にんにく、バジル

ビタミンA:人参、ほうれん草、春菊

脂溶性ビタミンであり、全身の皮膚や粘膜を健康に保つために大切。亜鉛不足だとビタミンAが十分に働けないので、亜鉛も一緒に摂取することが大切。

レバーを食べるとビタミンAのとりすぎになるの?

ビタミンC:パプリカ、ケール、ブロッコリー

抗酸化物質であり、ビタミンEとセットで働くこともあるので、ビタミンEも一緒にとると効果的。ストレス対策のほるもんを副腎でつくるためにビタミンCがとても大切です。

ビタミンCのすすめ

サプリメントだけに頼らずに、まるごと果物・野菜を食べよう!

ビタミンE:アーモンド、ヘーゼルナッツ、ドライトマト

ビタミンCと連携して、抗酸化力アップ。酸素をたくさん使う心臓や肺に多く必要。ホルモンや筋肉、血管の成長にも大切です。血液の流れをよくするためにも大切です。

牛乳のかわりに豆乳やアーモンドミルクを摂るのは健康に良いですか?

鉄:レンズ豆、納豆、小松菜

身体中に酸素を運ぶ赤血球の原料で、皮膚、骨、粘膜をつくるのにも大切で、コラーゲンをつくる原料となります。身体の中に鉄が不足するとエネルギ-もうまくつくれなくなり、鉄不足で、関節痛、疲れやすい、注意力低下、イライラ、便秘下痢吐き気など消化器症状、動悸、息切れなど様々な症状と関係します。

お勧めの食材;納豆

鉄不足と鉄欠乏性貧血を改善するために大切な栄養

鉄欠乏性貧血と鉄不足について~検査結果の見方:かくれ貧血も体調不良の原因となります

亜鉛:切り干し大根、アーモンド、かぼちゃの種

亜鉛は身体をつくるのになくてはならない大切なミネラルで、多種の酵素の働きになくてはならない物です。免疫力やタンパク質の合成などにも関わっています。

亜鉛について

お勧め食材:切り干し大根(干し野菜、干しシイタケ、干しキノコ)

マグネシウム:カシューナッツ、玄米、あわ、にがり

マグネシウムはエネルギー活動に大切なミネラルです。マグネシウムが脳神経細胞の保護に働きます。またGABAを刺激して筋肉の緊張を緩めてメンタル安定や寝付きのサポートにも活躍します。

※GABAは、γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)の略です。特に脳や脊髄で精神を安定させる抑制性の神経伝達物質で、交感神経の働きを抑えて、興奮した神経を落ち着かせたり、ストレスを緩和したり、睡眠の質を整えたりする効果があります。抑制性というと興奮をしずめるということで、車のブレーキの様な働きを担っています。

マグネシウム不足の方にお勧めの商品

産婦人科医から見た玄米食の良さ~玄米ごはんのすすめ

玄米の炊き方をYoutubeで紹介しています!

離乳食に玄米OKと言う人とダメな人がいます。どちらが正しいですか?

玄米パン

ハイゲンキの郷、ハイ・ゲンキの故郷(さと)の特徴  1.モチモチ感がある!美味しい玄米ご飯が炊けます  2.手軽!皮の部分が薄く、炊飯器で美味しく炊けます  3.冷めても美味しい!お弁当にもおすすめ  4.安全!北海道で農薬・化学肥料を使わず栽培。…※ネットでも購入できます!ゆいクリニック受付でも発売中で、どなたでも購入できます(受付で購入すると送料がかかりません)。ハイゲンキの郷は、普通の炊飯器で少し水につけるだけで炊けますが、小豆も一緒に入れると保温しっぱなしでも味が落ちないので、お勧めです。

お勧め食材

お勧めの食材:ココナッツオイル、海藻類、発酵食品、ファイトケミカル、ビーツ

ビーツのすすめ

お勧め食材:おから

がん予防効果のある食品:デザイナーフーズとニンニク油の紹介

小さな町の精神科の名医が教えるメンタルを強くする食習慣  飯塚浩 (著)

【著者メッセージ】
私は、心療内科、精神科だけでなく、栄養療法や東洋医学、カンナビノイドといった治療法も行っていますので、いわゆる現代病といわれる慢性疾患を診療科を問わず多数診てきました。 うつなどのメンタル疾患や糖尿病、アトピー性皮膚炎、自己免疫疾患、アルツハイマー型認知症などの神経変性疾患、不妊や病名のつかない数々の不調などそういった慢性的な不調を現在多くの人が抱え、悩んでいます。
こういったここ数十年で爆発的に増えた病気というのは、やはり私たちの現代的な生活自体が、私 たちの体にダメージを与え、そしてそれが蓄積することで、システム異常を起こしているということを、わたしはこの30年の経験を通して実感してきました。 つまり、今の私達の生活の当たり前というもの、すなわち食事とか睡眠覚醒リズムとか、なによりも現代人に共通する考え方、マインドセットなどが、人にストレスをかけていていると考えています。 こういった不調には、現代医療が劇的に効きません つまり何々病だから、この薬という感じでは対処できないのです。 私達の今の現代的な生活の中で、何がどのような負担となっているのか、それをまず知らなければ、治療も予防もできないとわたしは考えています。 この本はそういった考え方に基づいて書きました。 是非みなさんに役立てていただきたいと思っています。

【目次】
第1章 現代生活がメンタル疾患を激増させる
• 現代人が陥りがちな「プチ依存症」
• 不必要なエンルギーを消耗している現代人
• エネルギーを十分につくる鍵はミトコンドリア
• ミトコンドリアを元気にする • メンタル疾患のとらえ方
• 「血糖値スパイク」は現代病をすべて悪化させる
• カフェイン・アルコールの恐ろしさ
• 日常に潜む興奮毒素
第2章 人生を楽しむことこそ健康への近道
• 苦しくて当たり前。えっ!? ほんとうですか?
• 休みたいのに休めない • 最強のメンタルとは
• 現代人は休む練習が必要
• 仕事が面白くない • タフな自己愛
• ストレスのない考え方は誰でもできる
• なぜ視野が狭くなってしまうのか?
• 人間関係がうまくいかない
• 自分の感覚に戻る方法
• 無理が利いてしまう体質
• 小児期から気分の変調が起こりやすい体質
• 健康の守護神「体内時計システム」
• 東洋医学から考える健康
第3章 メンタルを強くする食習慣
• オーソモレキュラー医学とは
• からだは無数の化学反応でできている
• タンパク食がなぜ大切なのか?
• タンパク質不足な人ほどタンパク質を食べられない
• タンパク質不足を知る方法
• タンパク質は摂れば摂るほどいいわけではない
• 糖質制限食とケトジェニックダイエット
• グルテン・カゼインについて • 摂食量が増えている興奮毒素
• 腸ほど大切なものはない
• 農薬・加工食品・添加物
・ホールフード(丸ごと食)で多種類を食べる
• 地産地消
• 各食材の選び方
• 鉄が不足しがちな現代人
・メンタルを強くする栄養成分
• ビタミンB群
• ナイアシン、NMN、NAD+
• ビタミンA
• ビタミンC(アスコルビン酸)
• ビタミンE
• コエンザイムQ10
• 5−ALA(5−アミノレブリン酸)
• ビタミンD
• 鉄
• 亜鉛
• マグネシウム
• セレン
• プロバイオティクス、プレバイオティクス
• DHA、EPA
• 有害金属
第4章 魔法の次世代万能薬!? CBDオイル
• カンナビノイド医療 • 劇的に効果が出た!CBDオイルの効果
• アスペルガー障害、感情失禁、不眠(28歳・男性)
• 自閉症スペクトラム、過食、不眠(20歳・男性)
• アルコール乱用とDV(妻に対する暴言)(57歳・男性)
• 反復性うつ病性障害(43歳・女性)
• HAM(HTLVー1関連脊髄症)(69歳・女性)
• 難治性てんかん(39歳・女性)
• アルツハイマー型認知症の易怒・攻撃性(81歳・男性)
• CBDオイルについて
• カンナビノイド欠乏症を防ぐのは生活習慣
おわりに

 

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この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。