貧血対策にお勧めの食材

貧血もしくは貧血でなくても赤血球の大きさが小さい(MCVという検査でチェック)場合、鉄や亜鉛などのミネラル不足があり、様々な体調不良と関わる可能性があります。

詳しくはこちらをご覧ください

鉄欠乏性貧血と鉄不足について~検査結果の見方:かくれ貧血も体調不良の原因となります

貧血対策としては、鉄だけでなく、ビタミンB6, ビタミンB12、葉酸、亜鉛、タンパク質なども大切です。それぞれのお勧め食材は下記になります。

ビタミンB6:青みの魚、バナナ、アボガド、大豆、くるみ、卵黄、緑野菜、人参、ピーマン

ビタミンB12:魚介類(しじみ、あさり、赤貝など)、肉類、

葉酸:濃い緑野菜、ナッツ、ブロッコリー、アスパラガス、

鉄:煮干し、肉類、卵黄、プルーン、干しぶどう、クルミ、ゴマ、豆類、アルファルファ、(鉄玉子使用で、水1リットルわかすと、わかして5分後で0.07mgの鉄が溶け出てくる。鉄必要量は成人一日10mg前後)

亜鉛:牡蠣、煮干し、ひじきやわかめ、昆布、海苔、もずくなどの海藻類、アサリ、シジミ、ナッツ類、卵黄、鶏肉、キノコ、かぼちゃ、ひまわりの種、ゴマ、全粒穀類、黒米、赤米、豚肉、牛肉、抹茶(粉)、赤身の肉、カニやロブスターなどの魚介類、豆類、豆腐、ウナギ、そば、等

すべてに共通する貧血対策に有効なレバーはあまりお勧めしません。

レバーはいっさい食べない方がいいのですか?

なぜ肉は危険なのか!

なぜ肉は危険なのか!

鉄不足と鉄欠乏性貧血を改善するために大切な栄養

鉄不足と鉄欠乏性貧血を改善するために大切な栄養

タンパク質の大切さ

タンパク質のとり方①タンパク質の大切さ

タンパク質:お勧め食材

タンパク質のとり方②お勧めの食材

タンパク質の食べ方

タンパク質のとり方③どうやって食べると良いか。

お勧め食材シリーズ

お勧め食材:おから

お勧めの食材「卵、緑の濃い野菜、青魚、自然薯、ナッツ」

お勧めの食材「ココナッツオイル、海藻類、発酵食品、ファイトケミカル、ビーツ」

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。