質問:岡崎公彦先生著書『がんの特効薬は発見済みだ!』でベンズアルデヒドの制がん作用が高く、ビオタミンやビオトーワの服用で、軽度の進行がんも治療可能とあります。また、生アーモンドを毎日30~50個を食べれば、初期のがんも治療可能と書かれています。よろしければ先生の見解を聞かせてもらえませんか?
答え:サプリメントだけで治療して治すのは難しいと思います。がんにも様々なタイプがあるので、一概にこれで良くなるという事は無いかと思います。
がんが消えていく生き方 船戸崇史著
がんに克つ5つの生活習慣
1 良眠生活「睡眠中こそが細胞や組織を修復する時間帯」
2 良食生活「がん体質を変えるための食生活にスイッチ」
3 加温生活「リンパ球は体温1%上がると活性力40%増」
4 運動生活「がんが嫌う酸素を体内に効率的に取り込む」
5 微笑生活「実証された笑いの作用でNK細胞の活性化」
栄養療法で癌の治療が可能な場合もありますが、「がんが消えていく生き方」にあるように食事だけではなく、睡眠、身体を温める、ストレス対策(笑う)、運動など多くの対策を行う必要があるかと思います。また代替療法だけで西洋医学に治療方法があるのにそれを利用しないで、ガンを治すのはなかなか難しいと思います。西洋医学で治癒の可能性が低い場合でも代替療法で良くなったケースはあります。それは、「がんが自然に治る生き方――余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと」 ケリー・ターナー (著)を参考にされると良いかと思います。
ガンが自然に治る生き方 (ケリーターナー著)
ステージ4(西洋医学的には手遅れ)と言われたがんから生還した1000人以上の人達が共通に実践していた9つのことが紹介されています。全身に転移したがんが消えてゆく方法を示しているとも言えます。
①抜本的に食事を変える ②治療法は自分で決める ③直観に従う ④ハーブとサプリメントの力を借りる ⑤抑圧された感情を解き放つ ⑥より前向きに生きる ⑦周囲の人の支えを受け入れる ⑧自分の魂と深くつながる ⑨どうしても生きたい理由を持つ
ガンが自然に治る生き方:食事について
砂糖、肉、乳製品、精製食品を食べないようにするか減らした。ガンが治るのは、徹底的な変更をしないといけない。乳製品をやめたら抗がん剤が効き始めたケース、砂糖や小麦、ジャガイモをやめて前立腺癌が治ったケースなど。肉については現代の肉はとても問題がある。特にソーセージなどの加工品はだれでも避けることがおすすめ。
工場で作られた食べ物はなるべく避ける。生きた生の食べ物がおすすめ。
断食で治癒した人もいる。
ガンに効果があると言われる高濃度ビタミンC点滴治療
水上治先生(健康増進クリニック)は、高濃度ビタミンC点滴治療を活用し、他の自然療法も取り入れながらガンの治療を行っています。水上治先生がお勧めするCTC検査は当院でも検査を受けることが出来ます。がんのスクリーニング検査としても有用ですし、ガンの再発や治療の効果を非常に詳しく検査することが出来る検査です。
CTC検査