お勧め食材:切り干し大根(干し野菜、干しシイタケ、干しキノコ)

切り干し大根

切り干し大根は、大根を細切りにして乾燥させた物で、紫外線や酵素で縮んで出来ます。乾燥させることでうまみがまして、栄養価が凝縮します。保存がきいて一年中食べられるありがたい食材です。

切り干し大根の良さ

便秘の解消が期待できる、整腸作用に効果的な食物繊維が豊富、骨や歯を丈夫にするカルシウムが豊富、全身に酸素を運ぶ赤血球の原料として大切な鉄分が豊富、血をつくるのに大切なビタミンB1、B2など多くの栄養が含まれる。

生大根より栄養が豊富

栄養がギュッとつまっていて、生の大根と比べると非常に多くの栄養が含まれます。特にビタミンDが増えるのがとても良いです。ただし、これは天日干しでないと栄養の増強はあまり期待できないと思います。

切り干し大根調理のコツ

調理の際には切り干し大根の戻し汁を使うことで、切り干し大根に含まれる栄養を余すことなくとることが出来ます。※ただしもどしすぎないこと。15分以上だとちょっと長すぎます。そのまま煮ても大丈夫です。

ビタミンDについて

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切り干し大根だけでない干し野菜

切り干し大根は生の大根より栄養豊富ですが、干しシイタケや干しキノコもとっても栄養豊富です。また季節の野菜は安いですが、たくさん余ってしまうことがあります。その場合には干し野菜にすることがお勧めです。干すことで日持ちがしやすくなります。

干し野菜の作り方

「野菜を洗う」→「水気をふく」→「切る」→「風通しがよく日の当たる場所に干す」

半日でも半生野菜のできあがりです。天気がよければ2,3日でからからです。夜は家の中にしまって、昼間太陽に当てましょう。

キノコの栄養

キノコも干すと栄養がとっても増します。

キノコの栄養成分について。(ぐしかわ看護学校学生さんからの質問)

干し野菜に向いている野菜

にんじん・大根・蓮根などの根菜類。

ピーマン・ナス・オクラ・かぼちゃなども干し野菜OK。ピーマンは干すことで苦みが消えて食べやすくなります。オクラは干してもネバネバが残り、歯ごたえ抜群の食感でおいしいそうです。しょうが・にんにく・ねぎも干して保存すると日持ちしやすいとのことです。

野菜を干すのに便利なドライネット、ドライバスケット

切り干し大根のレシピ

ゆいクリニック、切り干し大根で検索して!

千切り炒め(千切りイリチ―)

切干大根とピーマンの炒め煮

他にも干しキノコレシピや干しシイタケレシピ有り

干しキノコ、干しシイタケなどで検索!

干しきのこの和え物

卯の花

干しキノコと切り干し大根の献立

☆千切り炒め
☆干しきのこの和え物
☆水菜サラダ
☆魚のあら汁

 

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この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。