ゆいクリニックの帝王切開~10年間の統計

ゆいクリニックの帝王切開率についてご紹介します。

2011年から2021年の10年間で分娩数1800件でした。そのうち帝王切開は185件で、帝王切開率10.3%でした。

この10年間の総合帝王切開率は次の結果でした。2011年は11月開業で数件しかお産がなかったので帝王切開率0%でした。

 

 

初産婦さんの緊急帝王切開率が下記の表になります。(初産婦さんの中で、緊急帝王切開になった割合です)

 

 

下記は、全体の産婦さんの中での初産婦さんの緊急帝王切開の割合です。

 

初産婦さんの帝王切開理由は、分娩監視装置モニターで赤ちゃんがしんどいというサインがでた場合(胎児切迫仮死といいます)、分娩進行が長引いた場合(分娩遷延)や分娩進行停止、赤ちゃんの周り方が通常とは違う場合の回旋異常などが主な理由です。

 

初産婦さんの予定帝王切開率です。

 

初産婦の予定帝王切開理由は、骨盤位(さかご)がほとんどでした。

 

経産婦さんの帝王切開率について、

経産婦さんの帝王切開理由は以前帝王切開を受けたことがある反復帝王切開の方がほとんどで、お一人だけ、お産が進まずに帝王切開をした方がいました。その方は、43歳で5人目でしたが、赤ちゃんがとても大きくて、お産に時間がかかったため、帝王切開分娩となりました。

帝王切開早期接触動画

お父さんの早期接触

【12人産んだ】助産師HISAKOの子育てチャンネルのHISAKOさんのYouTubeへ出演させてもらいました。

産科医 ふみ院長と『帝王切開』について語合う。沖縄ゆいクリニック

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。