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納豆が死亡リスクを下げる

2020年BMJ(British Medical Journal)の国立がん研究センターチームの論文では、1995年と1998年に過去に心臓関連の病気にかかったことのない45~74歳の男女9万人(10都府県)に食事に関するアンケートを行って、15年間追跡調査をして死亡リスクを調べた。結果、納豆が死亡リスクを下げることが分かった。

どれだけ納豆を食べたら良いか。

毎日25グラム(半パック程度)食べるグループは全く食べないグループより、心臓関連の病気で死亡するリスクが2割少ないという結果だった(男女とも)。

納豆のたれは使わないで!

オーガニック商品でなければ、納豆のたれには化学調味料が含まれています。付属の納豆のたれは使わずに、醤油などで味付けしましょう。ウドズオイルもお勧めです。醤油麹、ウドズオイル、ネギが島袋家の定番ですが、手作りドレッシングも良いかと思います。

化学調味料(アミノ酸など)を避けよう!

納豆に含まれる栄養

現代人に不足しがちな、ビタミンD,マグネシウム、亜鉛が豊富。骨を丈夫にするビタミンKも含まれる。

納豆の力

ナットウキナーゼが血液サラサラにして、心筋梗塞や脳梗塞予防に良い。

腸内細菌のバランスを整えてくれる。

大豆は消化が難しい

豆乳はしっかり大豆が浸水されていないかもしれない。豆乳は消化が難しいので、毎日とらないで、嗜好品として摂りましょう。毎日同じたんぱく源を食べるとアレルギーリスクが増す。納豆は発酵しているので、比較的消化に良い。タンパク質はいろんな食材を食べる。

お勧め納豆の食べ方

青菜とあえる、オムレツの具、ひきわり納豆とオクラをあえる、https://www.yuiclinic.com/cooking_recipe/r_tag/%E7%B4%8D%E8%B1%86/

茄子とオクラの納豆味噌和え

もずくと納豆の大根おろし

山芋と納豆のお焼き

 

納豆は冷蔵庫に常備しましょう!

おやつに納豆。大豆お休みの日ももうけましょう。

 

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この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。