子宮内容除去術の手術(流産手術、中絶手術)に使用する吸引管という器材には、金属製の吸引管による電動吸引法とプラスチック製の柔軟なカテーテルを用いた手動真空吸引法(Manual Vacuum Aspiration:以下MVA)の2種類があります。
現在わが国の吸引法はほとんどが金属製の吸引管による電動吸引法で行われています。
プラスチック製の柔軟なカテーテルを用いた手動真空吸引法のほうが、子宮壁の損傷や子宮穿孔のリスクが少なく、子宮にやさしい処置がおこないやすいということで、日本でも数年前から導入されています。
ご希望の方は当院で手動真空吸引法で用いられるソフトな吸引管を用いて、子宮内容除去術の手術が行えます。
費用は、自費で17000円 保険適応で約6000円の追加費用で、手動真空吸引法で用いられるソフトな吸引管を用いた手術が行えます。ご希望あればお申し出ください。
子宮内容物の吸引・除去にMVA(Manual Vacuum Aspiration)は、手動式の吸引法です。専用吸引器に手動で真空状態を作りカニューレに接続し、子宮内容物または子宮内膜の組織を吸引しますMVAは世界で広く取り入れられている手術法で40年以上にわたって、世界100カ国以上に導入されています
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