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NCPR:新生児蘇生法
- NCPR: Neonatal Cardiopulmonary Resuscitation
- 職種にかかわらず、お産に関わる医療者はみんなで新生児蘇生を学ぶことで、助かる命があるので、講習会が広く行うことがすすめられています。
- 蘇生に立ち会う医療従事者が誰であっても遅延なき有効な人工呼吸が実践でき、質の高い安全な医療が担保される
人工呼吸をします
- 子宮の中では自分で息をせず、胎盤からさんそをもらっていた赤ちゃんは、生まれてから泣いて、呼吸をして、肺がふくらんでいきます。
- おなかの中でお母さんからの酸素を十分にもらえないと、子宮の外に出てきても息ができないことがあります。
赤ちゃんの命を助ける
- 生まれた時に赤ちゃんが泣かなくても、人工呼吸をすることで、多くの赤ちゃんの命を助けることが出来ます。
- あまり泣かなくても穏やかに呼吸をしている赤ちゃんもいます。その状態は生まれた後に注意深く観察していきます。
胸骨圧迫(心臓マッサージ)
- 大人の場合には、まずは胸骨圧迫を行います。
- 心臓の動きがゆっくりでも、赤ちゃんの場合には、まず呼吸を手伝ってあげることが大切です。
- 人工呼吸をしても、まだ心臓の動きがゆっくりなときには、胸骨圧迫を行います。
新生児蘇生の講習会
お産のお手伝いをする助産師さん
- 助産師は、助産師だけでお産をサポートする資格を持っています。
- 万が一赤ちゃんの呼吸状態が悪かった場合、速やかに新生児蘇生を行えるように、お産にかかわる助産師は新生児蘇生法を学ぶことがすすめられています。
この記事を書いた医師
- ゆいクリニック院長
- 島袋 史
- Fumi Shimabukuro
- 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。