3歳までに気をつけたい食べ物

免疫をコントロール出来るのは3歳から

  • 子どもの腸がしっかりと発達する2歳くらいまでは出来れば避けた方がよい食べ物があります。

気をつけたい食べ物
その1:卵の白身

  • 様々なアレルギーや喘息との関連の報告
  • 白身を避けて黄身を加熱すれば1歳半くらいから可能
  • 生卵は避けましょう。
  • 毎日卵は避けましょう。食材のローテーションは大切

気をつけたい食べ物
その2:牛乳・乳製品

  • 牛乳のタンパク質カゼインは消化が難しく、アレルギーを起こしやすいです。
  • チーズやヨーグルトは軟らかくて、離乳食によさそうに思えますが、同じく牛乳蛋白のカゼインが消化に負担になります。

気をつけたい食べ物
その3:小麦

  • 小麦の蛋白グルテンは消化されにくいために、体内で「異物」と見なされ、それを攻撃する抗体ができてしまう。
  • アレルギーを起こしやすい
  • 小麦に対する抗体は、自分自身の臓器を攻撃する抗体と化してしまう事がある。
  • 自己免疫疾患を起こしやすくなる。

パンと牛乳はやめましょう

牛乳は腸の中で腐っていく。

小麦に含まれるたんぱく質「グルテン」が、脳に炎症を起こし、腸に小さな穴を開けると注目されています。

グラノーラは朝食にピッタリな健康食と思われていますが、小麦や砂糖が多く含まれています。

  • 全粒粉のパンはカラダにいい
  • パスタの食物繊維で美容効果が期待!

→小麦なので避けた方が良い。

気をつけたい食べ物
その4:豆乳、大豆

  • 牛乳を飲まさないのなら、豆乳はどうでしょうか?アーモンドミルクは?
  • いずれも消化が難しいです。
  • 昔の三大アレルゲン=乳製品、大豆、卵
  • 味噌や納豆、醤油は発酵しているので大丈夫。でも添加物には要注意です。
  • 大豆はしっかり浸水しないと上手に消化できない。豆乳をそのまま飲むのは大人でもお勧めしません。

気をつけたい食べ物
その5:砂糖(人工甘味料)

  • 砂糖は麻薬と同じ。
  • 強すぎる精製された糖分は自然な食品の甘みを分からなくします。
  • 人工甘味料も要注意。
  • 野菜の甘み、果物の甘み
  • ペットボトル飲料やアイスクリーム、そのままでは到底食べられないような砂糖も冷たくして味付けすると多量にとることが出来ます。

砂糖で血糖の乱高下

砂糖について

3歳までに気をつけたい食べ物

  • 牛乳・乳製品
  • 小麦
  • 大豆
  • 砂糖・人工甘味料

関連コラム

離乳食=補完食

この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。