子どもとの絆作りのために、少し大きくなった子どもには読み聞かせがおすすめです。
長女と次女は、私が忙しかったことも有り、小学生になってからは子どもたちも読書好きでどんどんじぶんで本を読んでいたため、小学生になってからはほとんど読み聞かせをしませんでした。
でも、長男と次男はあまり自分で本を読もうとしないのと、私が子どもたちが寝るときには本の読み聞かせをすることを日課とするようになったので、かなりたくさんの本を読み聞かせるようになりました。
小学生になってからは、すこし長い本も読み聞かせるようになり、今までに、読んだ長い本としては、
ナルニア国物語シリーズ こちらは最後の戦い以外はすべて読みました。
コロボックル物語シリーズ
村上勉さんの絵が素敵です。
長いシリーズでしたが、全部読み聞かせました。
長男は自分で読める程度の本ですが、次男は本を自分で読むのが苦手で、でも読み聞かせてもらうと物語を楽しめるので、毎日読み聞かせを楽しみにしてくれていました。
又、はてしない物語 ミヒャエル・エンデ も読み聞かせました。
物語の中で文字の色が違う場面はその都度文字の色をみせて読み進めました。
これはかなり読みでがありました。長かったですが、全部読んだときには達成感がありました。
先日夕食の時に次男が、
『学校の図書館に「はてしない物語」があったよ。お母さん、もう一度又「はてしない物語」を読んで欲しいな。』
と話していましたが、いやいや次はもう自分で読んでみようよと言いました。
「そうしたら、1年かかっても読み切れないよ」
というので、次男にとってはまだまだ読書は苦手意識があるようです。
現在私が子どもたちに読み聞かせているのは、
- 『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』上、下巻 神宮輝夫訳、評論社 この本は大人になってから自分で購入しました。なので、新装版です。でも2006年に新訳がでているのですが、その前の1989年出版の者です。どの本も皆、私が子どもの頃に読んだ本です。この本も大好きだったのですが、はてしない物語よりもさらに長いのがわかっていたのと、子どもたちが興味を持ってくれるのか自信が無かったので、なかなか読み始めることができませんでした。本棚にあるのを見て、いつか読み聞かせようとずっと思っていました。読み始めたら物語の世界に引き込まれて、3人とも物語を楽しむことができました。そしてついに今日、この長い物語も読み終わったので、コラムで紹介してみました。他にも私の好きな児童文学はたくさんあるのですが、灰谷健次郎さん、宮川ひろさん、椋鳩十さん、山中恒さんなどなど自宅の本棚にある本はみな私が子どもの頃に読んだり、母からよんでもらった本達です。子どもの頃からずっともっている本をまた子どもたちに読み聞かせることができるという事はありがたいです。子どもたちがあとどれだけ読み聞かせにつきあってくれるかわかりませんが、もうすこし寝る前の読み聞かせを続けていきたいと思っています。