プラスチックに関する本
- プラスチックの現実と未来へのアイデア
- プラスチック汚染とは何か (岩波ブックレット)
- 図解でわかる 14歳からのプラスチックと環境問題
- プラスチックモンスターをやっつけよう! きみが地球のためにできること
毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる! 内山葉子著
アレルギー、免疫不全、月経前症候群、不眠、うつ…原因不明の体調不良。あなたの不調は有害物質のせいだった!?毒をなくして健康な体を取り戻しましょう
プラスチックの問題
- 動物の体や珊瑚などにとりついて環境を汚す。ストローやレジ袋、ビニールひもが動物に絡みつく
- えさのふり:マイクロプラスティック(5ミリ以下)動物が食べる。さらには人も食べることになる。
- 歯磨き粉、柔軟剤、衣類のマイクロファイバー
- 毒を出す:プラスティック食器に添加剤が使われる。環境ホルモン(内分泌攪乱物質)が出てくる。
環境ホルモン(内分泌攪乱物質)
- 環境中に放出された化学物質が,多様なホルモン作用に基づいてホルモンの機能(生体の恒常性(ホメオスタシス)、生殖,発生,行動等)を微量でかく乱させ,野生生物やヒトへの危害を及ぼす可能性
内分泌攪乱物質の機序
- 一般にホルモンは,それぞれ特定の細胞に作用する。標的細胞には,その細胞膜の表面または細胞質の内部に特定のホルモンとだけ結合するホルモン受容体(レセプター)が存在する。
- 内分泌かく乱物質はあたかも対応するホルモンと同じようにホルモン受容体と結合し,生体に対して様々な疾患や正常な器官形成を阻害することが考えられる。
内分泌攪乱物質
- プラスチック容器
- スチレン容器
- 殺虫剤、
- 殺菌剤、トリクロサン(薬用石けん、化粧品、文房具、まな板、歯磨き粉)
- 保存料パラベン、シャンプー、コンディショナー、ひげそりジェル、化粧品、食品添加物
プラスティック製品への添加剤
- 可塑剤、芳香剤、着色剤、硬化剤、安定剤、難燃剤、発泡剤、防かび剤、抗菌剤、充填剤
- 電子レンジでチンすると溶け出した添加剤を摂取する事になる。
内分泌攪乱物質はどこから出る?
添加剤が溶け出してくる!
- プラスチック弁当箱;脂分が多い食べ物がはいったプラスチック容器を電子レンジで温める。
- サランラップ、食品保存袋:脂分が多かったり、熱い食べ物。
- 缶詰;缶詰の内側はプラスティックでコーティングされている。
- アイスクリーム:脂肪分が袋にふれる
- 衛生用手袋:調理用使い捨て手袋で脂分が多い物に触れる。
プラスティック容器
- ペットボトル、卵パック
- 缶詰
- プラスチック食器
ポリスチレン
- 食品トレイ、発泡スチロール、ハンガー、コンピューター、カップ麺容器に使われている。
- お湯で熱するとスチレンという発がん物質が出る。
ビスフェノールA
- プラスチックに含まれる物質。
- 内分泌攪乱物質、女性ホルモンに似た作用。
- ペットボトル、サランラップ、缶詰類(トマト缶や缶コーヒー、)、その他プラスチック容器に使われる。
- 缶詰類の内側のコーティング
- 調味料や油もペットボトル。油や熱い物(お茶など)特に問題
- 歯の詰め物
- 子どものカップやボトル、おもちゃ
フタル酸(エステル)
- 塩化ビニルを中心にプラスチックを柔軟にする可塑剤。
- プラスティック製品、ひげそりローション、ネイルケア製品、化粧品や接着剤、香水、フロー-リングなどの建材、殺虫剤、アスピリンにも使用。
PCBポリ塩化ビフェニル
- 絶縁油、可塑剤、塗料、ノンカーボン紙の溶剤、高脂肪乳製品、肉が汚染されている。
- 発がん物質、内分泌攪乱物質、
PVCポリ塩化ビニル
- プラスチック素材、ダイオキシンの主要発生源、
- PVCポリ塩化ビニルに含まれる可塑剤(フタル酸)は内分泌攪乱物質
- 衣類、壁紙、バック、クッション材、断熱材、防音材、保護材、縄跳び用ロープ、電線の被覆、網戸、包装材料、水道パイプ、建築材料、農業用資材、消しゴム
- かつては玩具にも
内分泌かく乱物質と環境ホルモン
- 内分泌攪乱物質はエストロゲン(女性ホルモン)様の作用
- ホルモンバランスが乱れる
- 男性ホルモンの低下を引き起こし不妊
- 全身にエストロゲン受容体がある。
- エストロゲンが過剰になり、甲状腺機能や副腎機能にもダメージ
- 身体の脂肪に蓄積される。脳神経系にもダメージ
内分泌攪乱物質と病気
- 副腎機能不全、
- 甲状腺機能障害、
- 不妊
- 前立腺肥大、前立腺癌
- 乳腺症、乳がん、
- 子宮内膜症、子宮筋腫
- 肝臓癌、肥満、動脈硬化、関節炎、骨粗しょう症、アルツハイマー病、身体の炎症を引き起こす。
脱プラスチック
- 竹のストロー
- ホーロー容器
- お買い物袋