静脈瘤対策にお勧めの運動
雑誌「壮快」にて紹介 御茶ノ水血管外科クリニック 広川雅之先生
- 足の血流を促進!
- 下肢静脈瘤、夜間頻尿にも効果あり
つま先トントン
- 両足を前にだしてイスに浅く腰掛けます
- かかとは床につけたまま、つま先をゆっくりと手前に引き上げた後、つま先を倒して床につけます。
- 腕を上げて深呼吸しながら10回一セットで3セット行う。
- 隙間時間で行いましょう
西式健康法の毛管運動 (壮快ではゴキブリ体操)
- 硬枕もしくは頭を上げられるように枕を用い、平床に仰臥して、手と足を真っ直ぐに伸ばして垂直に上げ手足を微振動する(1~2分)
- 出来れば朝昼夜の3回がお勧め。
- 血液循環がよくなり、心臓病も治り、血圧も正常になる。
- 寝る直前にやると足の浮腫が血流にながれて夜間の尿が増えるかもしれない。
西式健康法の西会では、毛管運動を一日5分から10分間行うのがお勧めしています。ただし、体力的にそのような長時間行うのは難しいので、西式運動器を利用したり、壁に足を持たれかけさせて、微振動は1回当り5~10秒程度しか実施しないけれども、脚を上げっ放しにして、姿勢は保ちながら、短時間微振動を繰り返すことをしてください。
足首トントン体操 西式健康法 ふきのクリニック吹野先生おすすめ
用意した丸太を足の下に置きます。
アキレス腱からふくらはぎにかけての部分を丸太の上に置きます。
膝を伸ばしたままの状態で片足を20~30cmほど上げて、ストンと丸太の上に落とします。
目安としては右足を10回行なったら、次に左足を10回、トントンとリズムをとるような調子で足を落とします。
右足、左足のトントン運動を10回ずつ5セット程度行いましょう。
無理せず、できる範囲でやりましょう。最初は両足合計で200~300回程度でも効果は充分にあります。慣れるにしたがって回数を増やしていくようにすればいいでしょう。
1日に2~3セット、空腹時や寝る少し前に行なうとより効果的です。
足首トントン運動注意点
- 丸太に足首を下ろすときには足に力を入れ過ぎないこと
- 落とす速度をゆるめたりしないこと
- 足にむくみのある場合などは多少の痛みを感じます。
- 続けていると次第にむくみがとれてきて、3日ほど続けていますと痛みを感じなくなります。
- 足を落とすときには、足の力を抜くことが大切です。痛みの不安でついつい足に力が入りやすいものですが、力を抜いた状態で足を落とすと自然に足先が伸びてアキレス腱が縮みます。逆に足を上げるときも、自然に足先が上に向いてアキレス腱が伸びます。
関連コラム