西式健康法のご紹介、運動の動画が見られます!

西式健康法

  • 故・西勝造氏が編み出した健康法。
  • 炭鉱勤務を経てコロンビア大学に学び、当時の東京市電気局技師となり、上野ー浅草間の地下鉄敷設を担当した人物。
  • 17才で結核にかかり20才まで生きられないと言われ、古今東西の医学や健康法を研究。7万3000冊の文献を読破。現代医学をはじめ、漢方、鍼灸、ヨガ、カイロプラクティック、指圧呼吸法、冷水浴、乾布摩擦など362種の健康法を自ら試した末、よりすぐりのものを1927年(昭和2年)に西式健康法として発表した。
  • 渡辺医院の渡辺正先生、渡辺完爾先生
  • 甲田光雄先生(医師で西式甲田療法として多くの難病を治癒に導いた)によると西先生は大天才で、連日睡眠時間3時間あまりで過ごし、東京都土木技師としての正規の職務の他に、医学の研究や講演などの激務を消化されたとのこと。
  • 世界各国の文献を片っ端から読破検討され、独自の見解を加えて西医学を集大成した。膨大な文献の重要な箇所をすべて暗記されていた気の遠くなるような素晴らしい才能の持ち主とのことです。
  • 西先生は人間の平均寿命を120才にすることを目標に健康法を広められた。
  • 講演録によると当時の平均寿命45才前後であった。

西式健康法の目標

西式は精神的にも肉体的にも最高のものを作っていく。

精神面:悟り、迷いがない。 肉体面:無感

※無感とは、自分の胃や眼、あるいは鼻などがどこにあるのかまったく感じない。「胃がもたれる」「眼がかすむ」「肩がこる」「足が重い」など 、無感になれない人は健康で無い証拠です。

健康になるための基本原則

1.皮膚   この4つの要素が完全でない限り真の健康は

2.栄養   得られないと考えます。

3.四肢   自己の健康を見つめ直す際には4つの要素

4.精神   のいずれかに配慮が足りないのではと考え、

健康管理をする必要があります。

4つの基本原則が重要な理由

1.皮膚:皮膚の血管は末梢全体の循環に関係するため。

2.栄養:有害成分を体内に入れないことと、必要な栄養素を補給することは、理想的な体液に近づけるためには重要。便秘、宿便を非常に警戒するのは、体内で新たな有害成分が発生し、体液が汚染されるのを防ぐため。

3.四肢:四肢は「姿勢」構成する最大の要素であり、姿勢が悪いことによって脊椎等が歪み、それによって神経の流れに影響を与え、脳脊髄液や血液が理想的に循環できなくなるため。

4.精神:精神は、精神が直接自律神経に作用し「理想的な体液を理想的に循環させる」という条件に最大の影響を与えるため。

西式健康法・六大法則

人類は直立姿勢を基本姿勢としたために、祖先である脊椎動物が梁として使用してきた脊椎を柱として使用することとなりました。

また文明の発達によって人類の生活習慣、生活様式は大きく変わってきています。そのため脊柱に対する負担が色々な病気の原因となっていることが考えられます。

日常生活における時間的制約、体力的負担を最小限にとどめながら、体の構造と使用方法のずれを効率よく正し、本来の健康を確保するために考えられたのが西式健康法の「六大法則」です。

西式健康法の六大法則

①平床寝台 ②硬枕利用 ③金魚運動 ④毛管運動 ⑤合掌合蹠運動 ⑥背腹運動

1.脊柱不正

人間の骨格は四足動物として設計されたが、直立歩行するようになったため、柱の役目をして、狂いやすくなる。

(対処法)平床…硬くて平らなベニヤ板の上に寝ると背骨のゆがみ矯正される。

硬枕…硬い木枕をすると頸椎のゆがみが直る。

奇跡の枕~硬枕、木枕

【奇跡の枕〜硬枕、木枕】木枕について知りたい!Q&A

金魚運動…平床の上に上向きに寝て、両足を揃えてつま先を立て、両手を組んで首にあて魚が泳ぐように左右に振る。背骨の左右のゆがみが直る(1,2分)

※脊椎のゆがみを解消するので、腰痛肩こりにも効果があり、内臓の位置異常を矯正し、腸管のぜん動(腸がぐるぐると動く動き)をさかんにして、便秘を解消します。

2.血液不循環

流れる水は腐らない。血液循環が悪いと血液が濁り、酸素が少なくなるので病気の原因となる。

(対処法)毛管運動…硬枕を用い、平床に仰臥して、手と足を真っ直ぐに伸ばして垂直に上げ手足を微振動する(1~2分)と血液循環がよくなり、心臓病も治り、血圧も正常になる。

※毛管運動は疲労回復にとても効果的です。うっ血(血のめぐりがうまめぐらないこと)を解消するので、痔と下肢の静脈瘤に効果があり、循環器疾患(高血圧や心臓病)の改善が期待できます。

毛管運動

毛管運動が終わった後にするといい手足首運動

どのくらいの頻度と回数で毛管運動を行ったら良いか:一日5分から10分間行うのがお勧めです。ただし、体力的にそのような時間行うのは難しいので、西式運動器を利用したり、壁に足を持たれかけさせて、微振動は1回当り510秒程度しか実施しないけれども、脚を上げっ放しにして、姿勢は保ちながら、短時間微振動を繰り返すことをしてください。

3.神経系統不正

自律神経が失調したり身体の左右の神経が不整になると病気になる。
(対処法)合掌合せき
うわむきに寝て、両方の足うらを合わせて、できるだけお尻に引き付け、膝を床に押し付け、両手は胸の上で合掌する。両手は上方に、両足は合せきのまま下方へ伸ばす運動を十~六十回屈伸すると神経が整う。

骨盤を整え、骨盤底、腹部、上肢、下肢、足などの筋肉と神経の機能、血液循環などを順調にする。妊娠中の胎児の発育やお産を容易にします。安産体操として特にお勧めです。

※合掌合蹠運動は股関節の亜脱臼を解消し、骨盤内臓器の異常を治すので、女性の月経異常や男性の前立腺肥大に効果があり、身体の左右のアンバランスを解消します。

妊婦さんにお勧めの運動:西式健康法の合掌がっせき運動、毛管運動、膝立金魚運動

4.酸塩基不均衡

体液が弱アルカリ性の時に健康であるが、アルカリが強すぎると自律神経の迷走神経が緊張して胃酸過多症、胃潰瘍、がん、喘息になりやすくなるし、酸過剰になると交感神経が緊張して、高血圧、動脈硬化、脳溢血、糖尿病になりやすい。

(対処法)背腹運動
正座して背骨を左右に振りながら、腹部を膨らませたり引っ込めたりする運動を十分間すると酸アルカリのバランスがとれ、自律神経が拮抗状態になり、暗示がかかりやすくなるので「良くなる、能くなる、善くなる」と自己暗示をかけながら行うと一層効果がでる。

※背腹運動は上半身を左右に振ることによって背骨の横にある交感神経節を刺激し、腹をふくらませたり、へこませたりすることによって、副交感神経である迷走神経を刺激し、自律神経のバランスを整えます。

西式健康法 背腹運動前の準備運動

西式健康法 背腹運動
良くなる、能くなる、善くなると唱えながら行うのがお勧めです。

準備運動と本運動

準備運動:頸椎七番の神経を前後左右から刺激して全身に66種の効果を現す。拇指を中にして手を握ることによって、手掌線特に本能線を明瞭ならしめ、かつ握力を強くする。頚部静脈の圧迫を緩和し、甲状腺を刺激する。

頸椎は胸椎や腰椎と異なり非常に複雑な動きをするようにできているので本運動としての左右揺振だけでは頸椎部分の椎間からでている神経節に対する適正な刺激と椎間の適性状態維持が出来無い。

全体をしなるようなイメージでうごかすのが良い。

本運動は一本の棒のようにうごかしますが、体を極端に硬直させないようにしましょう。

左右揺振がロボットのようにぎこちないうごきに見えないように美しい動きを目指しましょう。

正座して膝を開き膝の上に載せた手が伸びきってしかも膝から離れないくらいの角度というのが理想的です。

揺振時に尻が浮いてしまうのは構いませんが「脊椎=腰椎の曲がりが限界に達した状態として自然に浮いてしまうのは構わない」ということで、積極的に尻を上げると背腹運動の目的を十分に達することは出来無い。

背骨のゆがみが強い人は10分では効果が得られず二〇分間くらいすっきりするのにかかるかもしれない。一分間に3035回くらいでもよいので一番気持ちがいい速度でやり始めて徐々に速度を増やす。

メトロノームのすすめ

左右一往復を一回として左右に倒れるときのそれぞれ一カウントでメトロノームは100~108/分で設定して下さい。

この速度で無理な方は、自分が楽にできるスピードより少しだけ早めの速度を設定して徐々に早くして下さい。

運動は同じ速度で行うことが大切なのでメトロノームを利用することをお勧めします。

背骨のゆがみを整える

金魚運動、背腹運動、平床硬枕は、脊椎(背骨)のゆがみを解消します。

西式健康法 温冷浴

  • 基本は水14-15度、お湯41-43度です。
  • 砂時計の1分計を使いながら、下記のように交互に入浴します。(1分計はamazon等のネットで購入、100円均一で防水のタイマー)
  • 水(1分)→湯(1分)→水(1分)→湯(1分)→水(1分)→湯(1分)→水(1分) →湯(1分)→水(1分)
  • 自宅には、浴槽は2つないので、シャワーで代用可・ベビーバスもあり

足の屈伸運動

効果)全身、特に下肢の血液循環を旺盛にする。

方法)クッションを敷き、その上に足を乗せ、足先が心臓より少し高くなるようにする。

    その体勢で足先を反らしたり、伸ばしたりすることを十数回繰り返す。

朝食抜き(半日断食)のすすめ

朝食抜きの人は朝食を食べている人より、肉体労働も頭脳労働もよくこなせます。

★午前中は、排泄器官(腎臓)が働く時間。しっかり空腹にしてこそ、腸の排泄作用が働き、老廃物を排泄することができます。

なお、現代医学では「朝食を抜くのは最も健康に悪い。朝食は一日のうちでもっとも大切な物、朝食は絶対に抜いてはいけません」と言われています。

朝食抜きのススメ!

西式の健康の条件

からだの健康が良くなること。

心の状態が能くなること。

自分や自分をふくめたまわりの人たちの暮らしや生活が善くなること。

現在の自分を受け入れ、どこまで改善出来るかどこまで改善出来ればその状態で過ごせるのかを考えその状況の中での楽しさを発見すれば、もう病人ではありません。

西式健康法は誰でも、どこでもできる運動です。ぜひ今日から実践してみてください。

★誰でもどこでもでき、お金もかかりません。

西式健康法入門―ほんものの健康を手に入れるために  西式健康法・西会本部 (著)

マンガでわかる「西式甲田療法」―一番わかりやすい実践入門書 甲田 光雄  (著)

健康養生法のコツがわかる本

  • 甲田光雄@こうだ・みつお
    1924年大阪府生まれ。2008年没。
    日本綜合医学会会長(5代目)。幼い頃から病弱のためさまざまな大病を経験。大阪大学の医学部に進学するも、
    自らの病を根治させることのできない現代医学を見限る。その後、実体験をもとに数多の民間療法を探究、
    ついに「断食」「生野菜食」「西式健康法」などを組み合わせた独自の医療哲学「甲田メソッド」の開発に至る。
    本作は甲田メソッドの実践・実行的集大成の普及版

断食博士の「西式健康法」入門―病気にならない秘訣

現代病は西医学で治る―自然治癒力を引き出す4原則6大法則実践法 もう薬だけには頼らない!

  • 薬に頼らず西医学健康法の実践を通して数々の現代病治療に当たってきた著者が教える現代人のための新しい健康読本である。毛管運動・背腹運動などの6大法則、生食・裸療法・朝食廃止などを実践すればあなたも家族も病気知らずになれる。

病気知らずの体になる「腹七分目」の満腹法  渡辺完爾 先生

朝抜き、生野菜、自然水…で免疫力が高まる!回復力が上がる!がんもアトピーも糖尿病もよくなった5万人の実証。

目次 : 第1章 「1日3食」が寿命を縮めていた!?/ 第2章 「腹七分目」が病気知らずの体をつくる/ 第3章 今日から始める「腹七分目生活」/ 第4章 空腹感を乗り越えるちょっとしたコツ/ 第5章 若返る&病気にならない10のポイント/ 付章 つらくない1日断食の秘訣

質問:仰向けに寝た方がよいのですか?

  • 仰向けに寝た方がよいです。でも悪いところを上にして寝る癖があったりします。ただ、肝臓が悪いと肝臓を下にして寝るという癖が出たりするそうです。また、腎臓が悪い人はうつぶせで寝る人が多いそうです。
  • 平床(木の板)の上にうつ伏せに寝ると痛いしよく眠れない。なので板の上では自然に仰向けになります。
  • 最初は背骨や腰が痛いので、少しずつ慣れるように最初は毛布を2枚敷いたりして、慣れてきたら少しずつ減らし、最後は板の上に直接裸で寝るのがお勧めです。
  • でも、直接板に寝ると汗などで板が人の形にしみが出来て汚く見えたりする場合もあるので、薄いシーツは使っても良いかもしれないです。

質問:どうしても板の上で仰向けで寝られない人は、どうしたらいいですか?

  • 寝る前に金魚運動をしっかりやるのがおすすめです。
  • 寝る前に金魚運動をしっかりやると寝相が悪くならないで朝まで仰向けのままで寝られます。
  • 寝る前に金魚運動と背腹運動をやって筋肉をほぐし、骨がよく動く状態にしてから木枕と平床(木の板)で寝ると効果が早く出ます。

質問:腰痛があっても、板の上で仰向けで寝るのがよいですか。

  • 仰向けに寝ると、たいていの人は腰と床のあいだが浮いて体が湾曲します。本来はまっすぐでないといけないです。腰痛がある人ほど、腰と床の間に隙間ができます。金魚運動をしっかりやるとだんだん隙間がなくなります。一直になったら腰痛はなくなります。

質問:柔らかい布団の方が気持ちよく寝られるのではないですか?

  • なれると柔らかい布団より、硬い板の方がずっと気持ちがよくなります。
  • 3年続けたら、もうやめられません。
  • 裸で板の上に寝る方が疲れがよくとれて、朝の目覚めは格別だし、昼間も元気に過ごせます。

質問:裸で板の上に寝たら、冷えるのではないですか?

  • 布団で寝ると体温が奪われますが、板だと体温は奪われません。
  • 体温が奪われると体が衰弱します。
  • 板の上に寝ると、体の表面の静脈が縮んで血液循環がよくなり、血液が早く心臓に帰るので、疲れが早くとれます。暖かい布団で寝ると血管が膨らんで、血液が心臓に戻りにくくなり疲労がたまります。

質問:平床の良いところは?

  • 絨毯や毛布にはダニがいっぱいです。
  • 板の上のダニはぐっと少ないです。
  • アトピー性皮膚炎やぜんそくの人はいたの上で寝る方がよいです。
  • 掛け物は軽くして裸で板に寝るとよいです。
  • 冬に暖房を入れずに窓を開けて寝られたら、合格。板だと寝汗もかきにくく、体温の逃げも少ない。
  • 板の上だと汗もかきません。睡眠時間も短くてすみます。

質問:板の上に寝ると尾てい骨が痛いです。

  • 平床の使い始めには背骨のゆがみがあるので尾てい骨が当たって痛みが出たりします。おしりに薄い布団や円座などをしいて寝るようにしましょう。
  • 島袋はおしりのところにバスタオルを重ねて置いています。
  • 西式健康法を始めたときには金魚運動と平床でおしりに褥瘡ができてしばらく治療を行いました。
  • 続けていくことで良くなってきました。

質問:板の上に寝るととても寒いです。どうしたら良いでしょうか。

  • 板の上で木枕で寝る。上半身裸だと夏は良いけど、冬はとても寒く、寝床が冷えて、特に肩から上が寒いです。身体が本当に健康になっていないととても寒く感じます。寒いと感じる間は首巻きや肩当てをつかって保温をしましょう。
  • 西式健康法の裸療法や温冷浴をしっかりおこなって皮膚を鍛えていくことがすすめられています。本当に健康になると、薄着でも平気で過ごせるようになります。

質問:木枕を当てていると痛いです。

  • 最初は、半円形の硬い木枕を使用すると、首が痛くて眠れないという人が多いです。頸椎骨が狂っていると痛みが出ます。
  • 頸椎骨は七つの骨が積み重なっていますが、運動範囲が胸や腰の骨に比べて非常に広い。それだけ、狂いも多くなってきます。
  • 狂った状態で木枕を当てると狂った骨が正常の位置に戻るため、首が痛みます。
  • 最初はタオルを2枚重ねてその上に首をのせると楽になります。
  • 慣れるまでは、2時間木枕を当てたまま眠ることが出来たら、それでOKです。
  • そのうちに朝まで木枕を当てたまま眠れるようになってきます。

質問:木枕を当てると頭の半分がしびれてしまったのですが、大丈夫でしょうか。

  • 甲田先生は木枕を使い始めてから頭の左半分がしびれて、それが昼間の間もずっと続いていたそうです。約3年間このような症状が続いていたそうです。
  • このような症状は瞑眩(めいげん)=好転反応だと達観していたそうです。そしてその症状がなくなってからは木枕で気持ち良く安眠できるようになったそうです。
  • 頭のしびれを早くよくしたい人は、西式健康法の金魚運動や背腹運動を行いましょう。
  • 顎下懸垂器を使う方法もありますが、これはより強いトラブルが起こることがあり、首が回らなくなる人がいます。

質問:木枕や平床が勧められていますが、首こりや肩こりがある人、腰が悪い人もやっても良いですか?

  • 答え:西式健康法は体のゆがみを治すのにとても有効です。痛みがあったり、こりがある人人こそやった方が良いです。ただし身体にゆがみがあるほど使い始めに不快に感じる可能性が高いです。
  • 甲田光雄先生は3年間頭の横がしびれ続けていたそうです。それを耐えて、その後良くなったそうです。
  • 私は数年前に腰痛で歩くのもつらくなった時には、固いマットレスや柔らかいマットレスなど腰痛に良いというマットレスをいくつか買いました。高反発マットレスがよいのか、低反発マットレスがよいのか、腰痛が良くなるという宣伝でいくつか買いました。今は、平床で快適に眠れています。硬い木の板に寝ることで寝ている間に体のゆがみをとってくれるのです。ただし仰向けに寝ていないといけません。
  • 私も最初はよく眠れなかったり、木枕に横向きに寝て、耳が痛くなったりしました。今は快適に眠れます。普通の枕も横に置いておいて、木枕でよく眠れないときには普通枕で横向きになってみることもあります。長時間木枕に平床が難しい方は昼間の休憩に30分以内くらいで使い始めてみるのもよいかと思います。
  • 西式健康法を続けることで、首こり、肩こり、腰痛が軽快していきます。ただし、時間は年単位でかかると覚悟して続けましょう。

質問:西式健康法の木枕を購入しました。まだ慣れないので昼寝で30分位木枕を使っています。いずれ平床で就寝~朝まで木枕で眠りたいと思います。木枕は基本的には仰向けで使いますが、就寝中トイレで起床して寝ぼけて木枕の横向きの寝相で寝たりします。
仰向けに寝ていて無意識に横向きに寝相を変えた場合頸椎が歪みずれてしまい支障をきたすでしょうか。仰向けから横向きに寝相を変えたい時はいつも使っている枕に即代えるべきでしょうか。

  • 木枕で横向きに寝ると耳が痛いと思います。横向きに寝るときには普通の枕にかえることをお勧めします。
  • 横向きに眠りたいと感じるのは背骨のゆがみがあるからです。
  • 西式健康法の金魚運動や背腹運動を続けていきましょう。

背骨のゆがみで起こる病気

  • 喘息
  • 胃の病気
  • 胆石
  • 腎臓病
  • 坐骨神経痛
  • 蓄膿症、中耳炎、歯の病気は頚椎骨のゆがみ、
  • 背骨のゆがみから歯が悪くなる。
  • 甲状腺や副甲状腺ホルモンの異常

背骨のゆがみは万病のもと 甲田光雄著

 

仰向けにねて足を内旋させる。

  • 頭蓋仙骨療法の先生がおすすめしている。
  • YouTube動画でやり方を紹介しています。
  • 休憩や眠れないときにお勧め:シャバーサナポーズと足の内旋

健康への道しるべ

  • 購読申込み:編集増田桂子さま
  • 電話054-245-8141 FAX054-245-6142
  • 引用 西勝造著作集第一巻西医学の基本

西式健康法の西会

  • 西式健康法についての会報
  • 年会費5000円
  • お問い合わせ

西会本部

電話03-5392-2495 FAX 03-5392-2496

HP http://www.nishishiki.co.jp/

 

西式健康法講座を実施するに当たり、運動療法を視覚的に見てもらうためにユーチューブに実際に運動を行っている様子の動画をアップしましたので、ご紹介します。

西式健康法の紹介。
https://www.youtube.com/watch?v=2lFUWoX6uGk

動画の中で2冊の本を紹介しています。

断食博士の「西式健康法」入門―病気にならない秘訣

西式健康法入門―ほんものの健康を手に入れるために

これらの本を読むと理解がすすみます。

西式健康法 平床寝台について
https://www.youtube.com/watch?v=b_9Hz05ziSQ

西式健康法 金魚運動
https://www.youtube.com/watch?v=3HHEh-jY9D8

西式健康法 毛管運動
https://www.youtube.com/watch?v=YRPwlnKWVXw

毛管運動が終わった後にするといい手足首運動

https://www.youtube.com/watch?v=iyV1uqBNGps&feature=youtu.be

西式健康法 合掌がっせき運動

間違ったやり方、足が離れてしまっています。
https://www.youtube.com/watch?v=k2o76TpGgTQ

合掌がっせき運動では、足の裏は絶対に離さず、身体に引き寄せることに集中するべきなのですが、動画では足を延ばしすぎて足の裏が離れてしまっているので、悪い見本として参考にしてみてください。

合掌合蹠運動 正しいやり方
https://www.youtube.com/watch?v=Xzd8a-iuk4c

西式健康法 背腹運動前の準備運動

https://www.youtube.com/watch?v=P_cp-XBXGkA&t=35s

西式健康法 背腹運動
https://www.youtube.com/watch?v=8OxDkHnCF3g

ゆいクリニック 西式 ユーチューブで検索すると動画がヒットしてきます。
またユーチューブのサイトからゆいクリニックで検索しても動画がヒットします。

西式健康法講習会のお知らせ~西式健康法の基本を習う会です。
<日時> さんルームスケジュールでご確認ください。

<会場>ゆいクリニック さんルーム

<参加費>  2000円 ※再受講1000円
<申込み> ゆいクリニック受付(電話または受付の申し込み用紙に記載してください。

<定員>10名  ※要予約   ※運動ができる服装でいらしてください。
<問いあわせ> ゆいクリニック 電話098-989-3801
<内容>
西式健康法とは1927年に西勝造先生が創設した健康法で四大原則と六大法則が、基本をなします。
四大原則とは皮膚・栄養・四肢・精神の4つの因子を関連づけたもので、それらの因子が相互に緊密に影響しあうことで健康が作られているということです。
四大健康因子:精神:病は気からとも。栄養:暴飲暴食は避けましょう。四肢:身体の基礎、四肢。皮膚:健康な皮膚が大切。
2つ習慣、4つの運動:2つの習慣とは平床寝台・硬枕利用を言い、4つの運動とは金魚運動・毛管運動・合掌合せき運動・背腹運動を言います。いずれも人の体が持つ自然本来の形を取り戻すための行動です。運動不足やバッグは常に左手で持つ、足を組む時はいつも同じ方向といった日常生活の中での小さな癖も、知らず知らずのうちに体にひずみを生じさせます。また時代と共に身の回りの電化製品はどんどん便利になっています。
その便利さが逆に人が持つ本来の力を減退させているとも言えます。そしてさらにストレス社会です。
西式健康法の六大法則は誰でも簡単にできる健康法です。体のゆがみを自然な形へ矯正し、血液循環を促進させ、全身をリフレッシュさせることができます。
講習会では4つの運動をならうと共に西式健康法について解説します。

講師:ゆいクリニック 助産師
西式健康法を実践し、その運動療法の効果を実感し、西式健康法を多くの人にご紹介したいと思っています。

講習会予定
午後2時から西式健康法について講義
午後2時半から西式健康法 運動の実際動画鑑賞
午後2:45から休憩10分間   午後2:55から硬い枕(木枕)試着
午後3時10分から運動実施

木枕サイズの選び方 木枕のサイズで迷われた時は、小さい方をお選び下さい。顔の面と床の面が平行になるように、タオル等で巻いて高さを微調整して下さい。
木枕LL・8 (桐製)(身長によるサイズの目安183cm以上)木枕L・7.5 (桐製)(173~183cm以下)
木枕M・7 (桐製)(163~173cm以下)木枕S・6.5 (桐製)(153~163cm以下)1083木枕SS・6 (桐製)(153cm以下)   注:木枕を持っている方は持参してください。

 

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この記事を書いた医師

島袋 史 (ゆいクリニック院長)
  • ゆいクリニック院長
  • 島袋 史
  • Fumi Shimabukuro
  • 【資格】日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医、ホメオパシー認定医、新生児蘇生法インストラクター。1970年東京都生まれ、1989年大学入学のため沖縄へ。1995年、琉球大学医学部卒業。琉球大学産婦人科入局。沖縄県内にて研修後、2011年にゆいクリニックを開院。4児の母。小児科医の夫と共に、多くの女性の出産・育児を支援するほか、更年期や月経トラブルなど女性のための治療を行い、ホメオパシーや栄養療法やプラセンタ療法などの自然療法も積極的に取り入れている。特に、小麦や砂糖、乳製品、食品添加物を一切使わない食事をクリニックで提供するなど、食事療法の重要性を説いている。